劇場公開日 2019年2月1日

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「これで自由になったのだ!」メリー・ポピンズ リターンズ たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5これで自由になったのだ!

2019年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

寝られる

死にたい子どもたちかサスペリアかミスターガラスか迷っていたのだけれど結局これを観た。そしておそらく正しい選択だった。原作は「メアリー・ポピンズ」なのだが、映画はなぜか「メリー」となる。「パディントン」と同じようなロンドンの中流階級の家庭が舞台でこの感じが好きなのだ。アメリカンなファミリー命的なのはちょっと疲れるし。1930年のロンドンの街はガス灯で、それを点けたり消したりする職人のジャックとその仲間が仕事に使うハシゴと自転車で繰り広げるミュージカルパートが素晴らしく楽しい。主役のエミリー・ブラントももちろん素晴らしい。冷たい感じのしつけ係の外見とは裏腹に率先して子どもたちをハチャメチャな夢の世界に引きずり込む。その無責任さというか突き抜けていく自由さがたまりません。空に浮かぶシーンがアナログチックなのも凝っていてgood!

たあちゃん