劇場公開日 2018年2月10日

「蛇足。でも意義はある。」殺人者の記憶法 新しい記憶 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0蛇足。でも意義はある。

2019年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

まず、本作は「殺人者の記憶法」に10分程度の追加シーンと編集の変更をしていますが基本的な流れは元作品とほぼ同じです。新作ではないのでご注意を。元作品を観た人を前提に作られているので本作から観るのは推奨しません。
元作品との違いは、殺人犯として捕まった主人公を尋問する検事の視点で始まること、主人公ともう一人の殺人犯の心情描写がよりわかりやすくなっていること、それと最後のシーンの追加によって結末がまったく違ってみえること、です。

本作の評価としては、蛇足です。もうこれ以上ないぐらい蛇足だと感じます。元の作品のレビューで私は叙述トリックではないと書きました。それは叙述トリックとしてみると良くない面があるからなのですが、本作では叙述トリック感が増して叙述トリックとしての欠点がより強調されてしまいました。
とはいえ、本作の意義は残ります。一番は二人の殺人者の心情がより理解できること、そしてほぼ2回目の視聴と同義なので、作品をより理解できること、です。もうね、元作品と本作の良い所だけ編集した完全が欲しいです。

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佐ぶ