劇場公開日 2019年12月13日

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「オマージュの宝庫!?」カツベン! ROKUxさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0オマージュの宝庫!?

2019年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

はっきりしているのは『ニュー・シネマ・パラダイス』へのオマージュ。他にもたぶん「わかるひとにはわかる」要素がたくさん散りばめられているのだと思われ。
チャップリンやキートンのドタバタ喜劇の雰囲気もある(特にタンスのくだり!)。
劇中の映画の中に、シャーロット・ケイト・フォックス、 草刈民代、田中要次(?)なんかが出演しているのも面白い。ちなみに『火車お千』のお千役って誰?
主人公役の成田凌はいつも同じ表情をしている感じだし、ヒロインの黒島結菜は童顔なのが今回はデメリットになっているかも(でも劇中のモノクロ映画の中の黒島結菜はものすごく綺麗)。
脇を固める俳優陣はそうそうたる面々。しかし竹中直人はやりすぎの感がある(脚本が悪いのかも)。
冒頭から中盤にかけてはテンポがもたもたしているが、物語が動き出すと(井上真央が出てくるあたりから)観客をぐいぐい引っ張っていく。主人公二人の恋が実るかどうか最後まで気を持たせるけど、「あー、そうきたか」ってエンディングでした。

ROKUx
shioshioさんのコメント
2019年12月16日

もちろん「ニューシネマ」の哀愁には欠けていましたが。

shioshio
shioshioさんのコメント
2019年12月16日

私も「ニューシネマパラダイス」を思い出しました‼️

shioshio