劇場公開日 2019年5月25日

「意義のある作品」武蔵 むさし ターソさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5意義のある作品

2019年5月26日
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これまで武蔵といえば、三船敏郎から木村拓哉まで、吉川英治原作の映像化が殆どでした。

そういう中で史実に沿った武蔵映画というのは初めてなので、意義があるのではないでしょうか。

何よりも佐々木小次郎が若い美剣士って設定ではないのが画期的です。これまでの映像作品には全くありませんでしたから。

三味線の音楽で畳み掛けながらの決闘シーンは非常に緊張感があり、実際の侍の真剣勝負はこんな感じだったのかなと感じました。

他の時代劇だと過剰なチャンバラ演出で、逆に興醒めしがちですが、全く無駄がありません。

本物の時代劇が観たい方にお勧めです。

ある女優がカメオ出演しているようなのですが、どこに出てたか分かりませんでした。←追記:パンフレットに記載ありました。

ターソ