劇場公開日 2018年5月4日

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「生き抜く覚悟。不可能な戦いに挑んだ男達の雄姿!!」ホース・ソルジャー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0生き抜く覚悟。不可能な戦いに挑んだ男達の雄姿!!

2018年5月7日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:死をも免れない困難な作戦の中、生きて帰る意志を持った主人公達の孤軍奮闘ぶりや、現地人との絆が印象深い。戦闘シーンも緊迫感に溢れ、圧倒される。
否:戦死や虐殺等、殺害シーンやケガのシーンがかなり多いので、苦手な人には当然向かない。

 たった12人で現地勢力の信頼を勝ち取り、5万人のタリバン勢力に挑むという、不可能を絵に描いたようなミッション。志願した誰もが名誉の戦死を覚悟する中、
「必ず帰る。」
という家族との約束を胸に、
「全員で生きて帰る。」
という意志を貫き続ける主人公の強さが印象に残ります。
 そんなミッチを、始めは「客」として軽く見ていた現地のドスタムが、危険を省みずに先陣を切っていく彼の姿に感化され、次第に「兵士」として、そして「戦士」として認め、絆を深めていく様は、なかなか感慨深いものがあります。
 戦闘シーンもかなり本格派で、戦場の緊迫感にハラハラさせられること間違いなしです。
 アメリカ偏重の内容はさておき、主人公達の孤高な戦いに感動出来る、そんな作品です。

映画コーディネーター・門倉カド