劇場公開日 2020年1月3日

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「痛くて切ない…けど、笑えるww」ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋 わいちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0痛くて切ない…けど、笑えるww

2020年1月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

萌える

まあ、現実世界で才色兼備な現役女性国務長官と、現在無職の過激な中年ジャ-ナリストが恋に落ちるなんて事は…まあ、実際には有り得ないでしょうから、そういう意味では、映画(作り話)らしく、良い夢を見させて貰ったナと言えなくも有りません。
…が、途中、幾ら何でも有り得ないでしょ!みたいな場面も散見されました。
昔、映画「テッド」を観た時にも感じたんですけど、半ば覚醒剤とかを肯定するかの様な描写が見受けられ、気に掛かりました。カナダでは、大麻が一部合法化されたりとか…日本も今後、こういう潮流に呑み込まれていくのでしょうか?
後、政治の中枢に居る人達の性生活って、あんなに乱れてるのっ?とかって思いました。
まあ、何処かの国の大統領が官邸で不倫セックスしてたのがバレて、弾劾訴追されたりする位だから、それも有りか?

ただ後半、大統領出馬を決意した彼女(セロン)が叛意してぶち切れて、「オナニーぐらい誰だってするでしょう?此処はアメリカよっ!」って叫ぶ場面が、妙に…感動したw
民主主義の国、自由の国アメリカに対してのパトリオティズムみたいなものが感じられて、アメリカ人魂を揺さぶられた感じはしました(自分はアメリカ人じゃないけどw)。
ストーリー的には飽くまでも民主党内の出来事としつつも、途中明らかにトランプ大統領を皮肉ったと思われる描写も随処に描かれていて、ハリウッドの立ち位置というのもハッキリと感じられたりはしました。
挿入曲のム-ンリバーがとても素敵でした。

日本でも、初の女性総理大臣誕生というのも、そう遠くない未来なのかも知れませんネ。

わいちゃん