劇場公開日 2018年9月14日

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「楽しみだったけど期待はずれだった」響 HIBIKI ルジェさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0楽しみだったけど期待はずれだった

2020年3月2日
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単純

寝られる

演技が稚拙な学生チームとベテランを揃えた大人側の対比が、まだ自己主張ばかりで経験ない若者とそれを批判したり受容する大人とが心を通わせる感じを出していたように見えた。北川景子さんや柳楽優弥さん、小栗旬さんが脇役に徹するのは良いのだけど、勿体ないというより物足りなく感じた。主役の平手さんは作者に推されて抜擢されただけあって特に無理なく収まってる感じはする。でも文学界の異端児らしさを描くに留まっていて響で作者や監督が伝えたいことやストーリーは何だろう?となった。友人やフミとの関係を築くうちに人として成長するのかと思っていたが映画の中の時間経過が早すぎてシーンも少なくて伝わらない。漫画読んでないけど、漫画原作はどこを見どころとするのか、どこを切り取って見せるかが本当に難しいなと見ていて感じた。

ルジェ