劇場公開日 2018年4月28日

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「なんて言えばよいのだろ」ザ・スクエア 思いやりの聖域 茶太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0なんて言えばよいのだろ

2018年4月30日
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見終わった後の正直なコメント。

映画の作りとしては面白いのかもしれないのですが終始、苦い想いが口に広がる作品でした。
悪質なユーモアって感じで、観る人の立場によっても感じ方が変わるかと思います。

利己的なインテリ男が大してやられないので、観ていて小気味よさはありません。

ただ社会的な地位は人間性と関係ないし、芸術性とも関係ないことはしっかり描かれてました。

彼と部下の名がクリスチャンやミカエルであることが善良性と全く関係ないのと同じぐらいに。

唯一遠慮なく笑えたのはアンとのセックスシーン。下から観たアングルがすごくて。
相手に認めさせるまで諦めないアメリカスピリッツをあのシーンで描けるのはすごいなと。

たげちよ