「ひねりはないが王道ラブ??」冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ) スキーヤーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ひねりはないが王道ラブ??

2019年11月1日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

萌える

TVシリーズ1.2期視聴済みです、ラノベ未読。
ラブコメと言うより、ラブロマンスと言った方が良いのでしょうか。エンディングの挿入歌欄に1990年代に一世を風靡したあの曲の名前がでて、?流れたっけ?と思いきや、エピローグのおち。根拠は?と聞かれると困るが、確かにストーリー全般にその当時のトレンディドラマに通じる何かを感じてしまいました。かんじー!(笑) でも、予想通りのおさまりで良いじゃないですか、と、思いました。見終わった後は、「良かったね」とほんわかなり、 数日前に見た映画が後味の悪い物だったので存分にお口直しになりました。
この作品に感じるのはとにかく女の子を皆可愛く書こうとする情熱でしょうか、私はTVシリーズ第一期のOPの足が良かったです(特に足フェチではありません笑)。好みの絵は人それぞれでしょうが、随所にこのシリーズ独特のスタッフのこだわりは感じますね。(本編には余り関わらないのでネタバレにはならないと思いますが)この映画で一番感心したシーンは、ヒロインが夜暗い廊下に座り込んで電話してるところで、少し空いた扉からさす光に空気中のホコリがキラキラするんです、最初目の錯覚かと思うくらいにかすかにゆっくりと光って、ヒロインがすごく引き立ってました。ホント細かいところにこだわりを感じました。
私は余り泣ける様には感じませんでしたが、随所でニヤニヤといったところでしょうか。
フィナーレという意味で良くまとまっていたと感じました。

スキーヤー