劇場公開日 2018年6月15日

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「TSUTAYAであのグレイテストショーマンより高評価だった!が…」ワンダー 君は太陽 あつし67さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5TSUTAYAであのグレイテストショーマンより高評価だった!が…

2019年4月28日
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はじめに言っときます。とっても"ステキな映画"でした!

映画は期待するほど面白くなくなる…といつも思う私ですが。泣ける映画との評にさぞ感動すると期待。
あー期待は禁物だった、が前半の感想。

この映画は意外な展開もどんでん返しも、大感動物語も、大涙頂戴さえありません。
見た目の障害を持った男の子と周りの人達に起こる予想範囲内の普通の出来事。

こういう話になるよねーと観ていると…
セリフの一言に"ポロリとこぼれてしまった涙!いい事い言うなあと関心した瞬間、ハッと気がつきます。この映画のテーマとも言える「小ちゃな勇気と優しさ」に!
ストーリーは周りの役の立場目線のエピソード展開をします。いわば謎解き要素なんですが、これがまたイイんです!どの役のエピソードもリアルな現実と相反する「優しさ」にあふれています。どの役が好きか討論会が出来るくらい(笑)

予想範囲内のごく普通生活の展開は、後半まで来るとまさに小さな優しさの"嵐"と表現出来るほどの脚本のうまさ! 自分にこんな爽やかな涙があったんだと驚きます(*^^*)
ワザとらしくない子供らしい子供達、自分の考えの元にそれぞれで優しい大人達。
いい意味で映画っぽく格好をつけていないつくり方に拍手です!

自分もこの映画のような優しさで生きていけたなら、キラキラとした爽やかな毎日を過ごせる様な気持ちにさせてくれる映画でした(*^^*)

そして、ぜひ、二度観て下さい。
はじめから号泣です(笑)
音楽がステキなところもイイ。

あつし67