劇場公開日 2018年3月17日

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ラッキー(2017)のレビュー・感想・評価

全73件中、61~73件目を表示

4.0とても魅力的

2018年3月25日
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同じ背景同じ登場人物を繰り返し写して、そこでのわずかな機微を明確にしている。
全ての人物が魅力的に描かれてる。
普通のじいさんばあさんおじさんおばさんが。別にいい人でもないのに。
凄いなあ。楽しくなる映画でした。

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SUZUKI TOMONORI

4.0愛すべきルーティン

2018年3月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

「無意味な雑談よりは気まずい沈黙がいい」このフレーズが何よりの象徴。

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yuki

3.5死期を迎える前に考えましょう

2018年3月23日
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あなたは病気だから、あと何日で死にます。そう言われた方がどんなに楽か。医者とのやりとりを見てそう思いました。

死ぬことは不安ではあるけど、決して寂しい、悲しいわけではない。残された人達よ、どうか悲しまないでください…。最後のラッキーの笑顔は、そう訴えていたのかもしれない。

死期を迎え、なお社交場を求めて彷徨うラッキー。生きていた証を誰かに伝えたく、残したく、コミュニケーションを取る。お金や物が全てじゃない…なんて綺麗事は言いたくありませんが、大切なことは人との繋がりなんだよ。この映画から自分は、そんなことを感じました。

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Ichi

2.5教訓めいた話が多いのかと思っていましたがそうでもなかった。アメリカ...

2018年3月22日
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教訓めいた話が多いのかと思っていましたがそうでもなかった。アメリカの田舎の風景がキレイでした。

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Zakis

2.5終活映画

2018年3月21日
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他の方も言っておられる
ジャームッシュの「パターソン」の鑑賞後感と同じ感覚(それよりも薄味かもしれない)

またヴェンダースの「パリ・テキサス」のトラヴィスの「何故.旅に出るのか?」に対してのアンサー映画のようにも見えるし

その辺を踏まえた自分にはラストシーンは沁みたけど(カメも含めて)

と、その辺が好きな方には見る価値がある

何の思い入れのない方には?
どうだろう、伝わるかなぁ

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ミッドナイト

4.0色即是空

2018年3月21日
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アメリカの田舎で日々のルーティンをこなしながら生きる老人。死が訪れることを恐れながらも、抗う事は出来ないことも悟っている。
偏屈な老人かと思いきや、パーティで歌ったり、戦友と語り合い悟ったり、友人のために喧嘩を売ったり。
最後の笑顔は最高だったし、全ては無であると悟るのは仏教的であった。

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紺野

3.5☆☆☆★★★ カメラに向かい、最高なまでの崇高な《微笑み》を残して...

2018年3月21日
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☆☆☆★★★

カメラに向かい、最高なまでの崇高な《微笑み》を残して彼は逝った。

ルーズベルトこそは彼の人生そのもの。

これはハリー・ディーン・スタントンの『パターソン』

♫月明かりに輝く男…の魂は今、宇宙の真理となり。我々の記憶の奥にそっと仕舞い込まれた。

2018年3月17日 シネマカリテ/シアター1

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松井の天井直撃ホームラン

3.5老いることを噛みしめる

2018年3月20日
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鑑賞方法:映画館

一人暮らしと孤独とは違う。と言いつつ、静かに老いを受け入れる、微笑みながら。かっこいいかな。

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こばりん

3.5素晴らしい遺影

2018年3月19日
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鑑賞方法:映画館

映画の体裁を取った素晴らしい遺影作品。俳優というか一人の人物としてのひととなりがじんわり伝わってきます。

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zita

4.5人と関わり交わる幸せ

2018年3月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

萌える

鬼気迫る?死期迫る?形相のラッキーことH・D・スタントンの年老いた姿に孤独な老人の哀愁が。

そんな寂しい独りでの生活を送っているかと思いきやラッキーの周りには親身になってくれる人々が存在していて毎日が似たようなルーティーンだが凄く楽しそうな日々で。

なかなか煙草を吸う場面が多いが屍のような細い体で吸われると物凄く体に悪そうで痛々しいが医者は逆に喫煙を進める和やかさ。

J・キャッシュの曲が流れるハリー・ディーンとの相性の良さが堪らなくシブ過ぎる。

ハリー・ディーンの出演作はホボ主役じゃ無いのに好きな作品も多くて素晴らしい存在感を醸し出し記憶に残る印象が強い!

最後の最後でビシッと主役を張るなんてやはり只者では無い役者だった。

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万年 東一

3.5ルーティーン

2018年3月17日
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アメリカ南部の田舎町で暮らす90歳の独身男性の話。

ヨガとミルクとコーヒーとタバコ、クイズ番組とクロスワード。
超現実主義者で見方によっては偏屈な爺さんがある日倒れ、検査結果異常はなかったが老いを実感し人生を見つめるストーリー。

多くを語る訳でもなく、ゆったりとした流れの中で温かくももの悲しくそして激しく、生きるということや人としてのあり方を感じると共に考えさせられるとても良い作品。

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Bacchus

4.0ハリー・ディーン・スタントン最後の笑顔

2018年3月16日
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鑑賞方法:試写会

笑える

幸せ

ハリー・ディーン・スタントンの遺作になってしまった「ラッキー」を見てきました。

本作品、監督を務めたのは俳優のジョン・キャロル・リンチで、本作品が監督デビューなるのかな・・・

ハリー・ディーン・スタントンで主演という事で、劇中、「パリ・テキサス」のオマージュ的要素を十分にも感じとれた作品でした。

別の見方をすれば、ハリー・ディーン・スタントン自身の生涯をまとめた映画にも感じましたし、トラヴィスのその後としても感じた作品でした。

ハリー・ディーン・スタントン自身の生涯を描いた作品の方が強かったように思いますので決して派手な作品ではありませんが、自分自身、人間として生き方、自身の終わりに関して生き方など様々に考えさせられる作品でありました。

頑固で融通の利かない老いぼれ、しかし本音は人に愛され愛したい、また、死に対して本音など、しかし、91歳になるまで精力的に映画の主演をこなし、台詞を覚えカメラの前に立つ彼の姿には見ていて感心させられました。

私も、これから一所懸命に頑張って生きて行こうと思わせられました。

最後に、本当にラストに、ハリー・ディーン・スタントンがカメラの前で微笑んで終わるのですが、それが何とも「俺はいい人生を過ごしてきたよ」と言わんばかりに、映画に自身の遺言を残されたような感じを受けました。

ハリー・ディーン・スタントンこそ、良い人生を全うされたのかなと思わせる映画であり、私も負けないように生きていきたいと思わせる映画でした。

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sally

美しくユーモアに溢れ、ほっこりする映画

2018年3月10日
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とても面白い映画だった。色々な意味で『ツインピークス』オリジナルTVシリーズを彷彿とさせるところがあった。老人はもちろんのこと、黒人、メキシコ人、白人、若者、みんなが全くステレオタイプに描かれてなくて、自然に共存していて、安心して観られた。ダイアローグがめちゃくちゃ面白く、静かにフラットに進む割には爆笑につぐ爆笑だった。キャラクターたちの何気ない会話の中に、「生死」や「老い」や「人生」に対する教訓のようなものが示唆されていて思考を刺激されるのだが、なんだかわからなくてもなぜか退屈せず観れてしまうし、しかも何だかほっこりしてしまう。アリゾナと思われる田舎町の風景も、砂漠でありながら美しく、癒される。

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GreenT