劇場公開日 2018年5月26日

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「日本映画離れした無国籍映画」海を駆ける cine_waさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5日本映画離れした無国籍映画

2018年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

幸せ

ヤバい傑作。というか問題作。
大賀、阿部純子、セカール・サリ、アディパティ・ドルケンら若い俳優たちが最高。いつまでも彼らを見ていたい。
それにしてもあまりに攻めた内容でわからない人にはさっぱりわからないだろうし、別にわからなくてもいいのでしょう。いびつさもなんだか昔話のよう。自分はというととても心地よく見れました。昔話に理屈を求め始めたらそりゃ怒りたくもなるだろう。そういうもんだと思えば全然気にならなかった。
監督の過去作を連想させるような要素もあるけど、過去のどの作品よりも不親切で実験的かも知れない。でも世界観は間違いなく広がっている。ディーン・フジオカも納得のキャスティング。出番の量の割に最後は持っていく。
あと映像綺麗。波がヤバい。

cine_wa