劇場版マクロスΔ　激情のワルキューレのレビュー・感想・評価

12本目。
音楽と戦闘機の戦いの、融合が、本当に気持ち良過ぎる。

JUNNA、鈴木みのり、東山奈央、安野希世乃、とソロデビューしていて、個人の活動でも、ワルキューレ旋風が起こりそうですね。

タイトル通り。ビックリしました。
アニメ版１話を5分で編集していった感じです（笑）
テンポよくサクッと見られるのが良いですね。

そしてワルキューレのLIVEが最高。
ヌルヌル動くから引き込まれます。皆可愛い。
戦闘シーンも迫力満点です。

とはいえ、異星人との戦いだったフロンティアの
切羽詰まった感には負けるかなぁ。
デルタを知らずフロンティアが好きだから、
という理由で見に行くとちょっぴり物足りないかもしれません。

TV版をうまくまとめて、新作カットも前作フロンティアより結合していて、凄く面白かったです！
内容は、13話あたりのラグナ脱出・メッサーの死が、最後になり後半にかけて…！後は、劇場にて！
Blu-rayは、必ず買います。

けっこう楽しめたし、所々感情を昂ぶらせてもらえました。

タイトルどおり、ワルキューレのメンバーが主人公になっているんで、話がテレビよりすっきりわかりやすい。

テレビでの恋愛や三角関係ネタが、本作ではうっすらしか残っていなくて、お話の「膨らみ」はなくなった分、歌やワルキューレメンバーの心がしっかり「深く」描かれていたので……

「AKBのアニメやっておいてよかったね、河森監督」

って感想に。
全編、ワルキューレのPVといってもいいですわ。

ワルキューレにグッと寄った編集のおかげで、ワルキューレの少しストーリー性のある超豪華なMVみたいな映画になっていた。
ちなみに割と褒めてるというか、これがなかなか良い出来で、思わずワルキューレの曲をダウンロードしてしまった。

ただ不自然な所はやはりあり、劇場版ユーフォのような大変優れた再編集映画と比較すると少し物足りない。