劇場公開日 2020年10月16日

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「OED編纂の実話」博士と狂人 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5OED編纂の実話

2023年2月10日
iPhoneアプリから投稿

ありとあらゆる英単語の辞書を作るという壮大な構想を実現するために、70年という歳月をかける必要があるというのもすでにすごい話だけど、それ以上にそこに参加した人々の驚くべき話しがこの映画である。
辞書編纂のボランティアとして語釈を送り続けていた人物が実は犯罪者であり精神病患者という、まさに事実は小説よりも奇なり、である。
実話としてすでに面白いので、映画として面白いかはまた別だけど、描かれ方やショーンペンとメルギブソンの名演が光るので、おもしろく見れた。

ただ、エンタメとしての面白さはちょっと薄めで、ラストは尻すぼみ感があったかな。

夢見る電気羊