さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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女性に見て欲しい作品です。
恋愛ファンタジーものかと思って
行ったのですが、
とんだ詐欺でした。(いい意味で)
親子の物語です。
又は、2人のお母さんの物語。
子供を育てるとき、女性も母親として
成長しているんだなぁと思いました。
勿論、男性でも楽しめると思います。
ファンタジー設定が細かいので
苦手な方はご注意を!
私には合わなかった。(´Д` )
評価も高く、何気に気になっていたので、鑑賞。
劇場では、鼻をすする音も聴こえ、泣いているのだろうなと。
感想・・・・逆にしらけた!
物凄く冷静になって観てしまった。
こう書くと「お前の感性はおかしい!」
「あれ観て感動しないなんて!」などと
ボロカス言われそうなのですが、
だってねー、最初っから最後まで泣かす演出なんですもん。お腹一杯って感じ?
映像、演出、音楽全て素晴らしいとは思いますが、この内容なら映画ではなくテレビシリーズでじっくりやった方がいいタイプかと。
冷静に観た為、??と思うところもしばしば。
まず、長老どこ行った?最初出てきて襲撃されて以降、最後まで出て来てませんよね。あの村で帝国は、一人拐っただけ?
エリアル見つけたとき、バロウは、里に行く途中とか言ってたよな?じゃあ、連れてけよ!そもそも、バロウは、全編通してタイミング良く現れすぎ(笑)
後、何故マキアは、里に帰ろうとしない?里、心配じゃないのか?
レイリア拐われてから結婚式まで、エリアルの大きさから、6、7年経ってる計算になるが、何故そんなに待ってた?何か、言ってましたっけ?
極めつけは、エリアル!ケンカ別れしたわけでもないのに、家出たら、幼馴染としれっと結婚して、子供までいやがる!普通連絡くらいするんじゃねーの!
マキアいなくなったのラング知ってたよな!何故、教えない!
エリアルの成長とストーリーの進行の時間がおかしいんですよね。
そういう疑問が頭にあって、あの過剰なお涙演出なんで「しらけた」と言う感想です。おかしいかな?
マキアなんで髪の色変わってんの?(笑)
ベンジャミンバトンとはまた違う
某外国映画の「ベンジャミンバトンの数奇な人生」は主人公がお年寄りの状態で生まれ、
老人施設に住みながら徐々に若返り、様々な人間との出会いと別れを繰り返す物語であった。
だが今回の「さよはな」は
ヒロインが「不老」の一族であり、年をとらず、外の世界の人間と関わってもいずれ別れが来ると教えられていた。
しかし、最初の出来事で「外の世界」と
「外の人間(赤ちゃん)」と関わることになり、その人間の生涯を見届けていく物語。
恐らくこの出会いにより、不老の一族の
「ヨルフ」は外の世界への価値観がまた違うものになって、伝わっていくものだと思われる。
出会いと別れは勿論、人間の愚かさ、美しさ、この作品は「人間」と交わることのなかった「いにしえの生物」との「命」と「愛」
を紡ぎ、綴っていく物語である。
2つほど気になる点があった
①ヒロインが終盤でエリアルが所属している軍とは別の敵の国に攫われた経緯
②「いにしえの生物」の巨大な竜の火が吹き出す病気は治るのか…といってもエンドロールの後の描写で「ヨルフ」の国が復興していて竜も元気そうであったから病気は治せたのだと思われる。
最後に
とても面白かった。ヒロインの声優さんが今後も色々な作品に出てくる事を期待しています。
監督の次の作品を楽しみにしています。
ありがとうございました。
愛する者を失う悲劇と、女性という生き方を暗喩
岡田麿里の初監督・書き下ろし脚本作とあって、早朝から満員(!!)なのはさすが。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(2011テレビアニメ/2013映画版)や「心が叫びたがってるんだ。」(2015)の前2作は、青春期の苦しみや痛みを繊細に描いた少年少女のストーリーだったのに対し、今回はファンタジックな悲劇である。切ない運命にもん絶する。
少女の姿のまま、数百年という悠久の時を生き続ける種族"イオルフ"の少女マキアが主人公。その"イオルフ"の長寿の血を狙って侵略者メザーテ軍が襲ってくる。イオルフの里は崩壊し、仲間とはぐれてしまい、森をさまようマキアは、親を亡くしたばかりの孤児の赤ん坊を見つける。
エリアルと名付けられた赤ん坊を育て、2人で生きていくことを決意したマキアだったが、普通の人間であるエリアルの成長は、やがてマキアを超えていく・・・。
生みの親でないマキアから巣立っていく青年エリアル。それを見守り続けるマキア。
永遠の若さや命をテーマにした作品の中には、そのメリットより、自分だけが何百年、何千年も生き続ける空しさを訴えるものがある。
"ヴァンパイアもの"がその代表であるが、愛する者たちが先に歳を取って、さらに去っていく悲しみを抱えながら、生きていかなければならない。
類似した作品では、「アデライン、100年目の恋」(2015)を思い出す。アデラインが若き美女である設定を、10代の少女にしているところが"日本製アニメ"っぽいとも感じるが、本作にはもうひとつの意味がある。
一般に女性は、"女児"から"少女"、"娘"となり、やがて"母"となる(人もいる)。若く未婚のあいだはチヤホヤされたりもする。
しかし心持ちはそれほど変わらないのに、相手(親や恋人、我が子)によって相対的な立ち位置を変えなければならない女性。本作はその絶対的な時間スケールを大きく引き伸ばすことで、"女性という生き方"を暗喩していたりもする。これは奥深い。
(2018/2/24 /TOHOシネマズ上野/ビスタ)
うんやばい
最初はほっこりする親子物語かな?って思ったけど後半ボロ泣き出会いの物語でもあるし別れの物語でも成長物語出もあると思うおじいちゃんになったエリアルに会いに行って子供の頃に包んでた布を上からかけたところがすごい泣けた数百年も生きていけるのは素晴らしいと同時に悲しいと感じた別れはただ悲しいだけじゃなく出会いもあると感じたこれを見てタイトルの意味もわかったとたんまた泣けた
命を繋げていく(※少しだけネタバレ)
映る風景や音楽が全て綺麗で、最初から最後まで泣けるシーンが多いです。衣装も素敵なデザインが多いです。映画を見終わった後にポスターや予告映像を見返すと、心が暖かくなって、また映画を観たくなるようなお話でした。
序盤では、子育てに苦労しながらも、子供の成長と共にマキアも成長しているのが分かります。
子供が子供を育てることに対する世間からの冷たい目や、見た目の年齢差がないエリアルとの親子関係など、見ている側もどう解決していくんだ…?と思うような問題をマキアは次々に突きつけられます。
家族のいなかったマキアは子供の育て方が分からず見様見真似でエリアルを育てていきます。次第に生活費を賄うために仕事を探すマキアにとってエリアルの存在が足枷になっていました。
2人で生きて行くだけで、こんなにも心苦しくなるとは思ってもいませんでした。
中盤~終盤にかけては、幼いエリアルまでの成長を見ていたので、成長したエリアルと同じような気持ちで見られると思います。反抗期に思い出がある人は心苦しくなるかもしれません。
今までのマキアの苦労を知っているので、エリアルの言動がとても悲しくなります。けどエリアルの感じている事も分からんでもない…というような複雑な場面もありました。
最後に、マキアとエリアルの血は繋がっていませんが、マキアは常にエリアルに無償の愛を与えていました。人種、寿命の違いなどを感じさせないマキアの愛には、劇中に何度も涙しました。エリアルを助けたことで、マキアはまた別の命を繋げることが出来ました。エリアルが居なければ繋げられなかった命です。様々な経験をしたマキアはとても素敵で、はじめの頃よりも大きく成長していました。
また、公式サイトのトップにマキアの膝で青年エリアルが寝ているイラストがありますが、映画を見終わった後にもう1度見てください。泣けます。私は、あの時のシーンか!となり、泣きました。そのイラストの左上「愛して、よかった。」の言葉もまた心をウルっとさせてくるので、是非、映画を見終わった後に見てください。
もうそろそろ公開日ですが、また見に行く予定です。
愛の溢れる映画
あの花監督、岡田麿里さんが好きでこの作品を観ました。
この映画を一言で表すと愛ですね。
いろんな愛の形がこの映画に溢れていました。 そしてさよならは悲しいだけではないと感じました。
終始感動しっぱなしで、1番感動したところは後半ですね。
エリアルcv入野自由 が お母さん と叫ぶところや エリアルの小さい頃からの時間の流れの空想のところが1番泣きました。
もう1回、もう1回とまた観たくなる映画です。
見て損はないと思います!!
マリー監督
予想できる展開で、後半に泣かせようとする感じはまさに岡田麿里らしさが出てると感じました。
ただ不満な点を挙げると、壮大な世界観であるために難しい用語や固有名詞などが多いが説明不足でわかりにくいという点と、各キャラの掘り下げが少ない点でした。
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