さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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口コミ拡散希望
湯水に如く金を使った「空海」などという下らん映画を先に見しまってモヤモヤさせられたあと本作を観て心が洗われるような気がした。確かにファンタジーであるため架空の世界に直ぐには入り込むことは出来なかったが、徐々にその世界観に没入することが出来た。時間の流れに取り残された一族の物語であり「ポーの一族」の世界観に通じるものを感じたが、その透明感は素晴らしかった。このような世界観はいくらVFXを使っても表現することは出来ずアニメならではのものである。所詮日本は映画に金は掛けられないのであれば、オリンピックのようにオールジャパンでアニメ文化に全力をそそぐべきである。大した映画宣伝もしていないようなので、「この世界の片隅で」のように口コミ拡散希望である。
ファンタジー。
こうなるしかないなー、というファンタジーストーリーだけど新鮮なネタでした。キャラもメカも街並みも綺麗だし幻想的。母親の愛情、というのともちょっと違う気がするけどラストは感動したな。けどやっぱり自然な順番でないと常に別れだなー。
大ヒットの予感
公開日当日に観に行ってきました。
とにかく感動します。
内容・絵・音楽・声優すべてにおいてパーフェクトだと思います。
良い作品なのに
事前の宣伝がいまいちだったのか
当日になのにお客さんは3割もいませんでした。
とても残念です。。。。
しかし、すごいいい作品なので
これは確実に大ヒットすると思います。
10日もすれば口コミで広がって満員になるでしょう。
是非多くの方にみてもらいたい作品です。
大人の観る映画
素晴らしい映画です。感動的なシーンが多く、大人が見ても泣ける映画でした。題名が長いため、友達に教えるのに自分がタイトル覚えて伝えるのが苦労でした。伝えた友達も題名が言えないのが残念です…。さよ朝の省略が定着して、全国の人に話題になれば良いなーって思ってます。
自分も子を持つ親の気持ちが解らない
「あの花〜」「ここさけ〜」のキャッチコピーで宣伝していたのでソッチ系の話だろなと予想、それは予想通りでしたが〝イオルフの民〟の成長停止設定は予備知識無し。作品タイトルやキービジュアルからも想定できず、逆に驚きと興味をひかれる結果になりました。
自分は18歳で地方田舎より上京以来ずっと独りで、今もソロ継続中。普通に結婚して子供がいれば青年エリアル位の子が居てもおかしくない歳です。作品は疑似母マキアとエリアルのフェイクな親子関係を綴ったもので、マキア自身も孤独だったため目線は自分と類似してるかと思いきやそんなことはなくキチンと子育て出来てるようにも伺え、サスガに女性は本能的にそう云うスペックを搭載してるんだろなと思いました。
とは言え一部に同調しきれない部分も無くはなく、自分が人並みの人生ならば汲み取れたかもですが、ソコは自分のせいであって作品が悪いのではありません。
お話の時経が若干不鮮明で、エリアル0歳から幼少〜少年〜青年〜成人と成長する時代の区切りと、時間経過がシッカリ把握しづらいのは気になりました。それはマキアが外見無変化な故に増々解りにくく、場面によっては一瞬「?」となる部分もありナニガシかの工夫が必要だったかと思われます。
レイリアとクリムがベタい昼ドラのネバネバ展開で一部不可解な言動もあり、女性はこの手の世知辛さを妙に好んじゃうのかなと観てて偏見じみた印象を持ってしまう部分もあり…w
美術も素晴らしくファンタジーとしての内容もマズマズで仕上がりも上々、初監督作品としては及第点です。ただ初監督作だからなのか、踏み込んだ演出も思い切った冒険もワリと控えめで、徹頭徹尾無理をしない内容でした。そのせいか内容に『ノビ』『コシ』の手応えは弱くチョッとだけ古臭い印象も受けます。
次回作はその辺の監督自身の持ち味をもっと濃く活かしていく事になるでしょう。
岡田麿里さんの作品史上、最高傑作です!
岡田麿里の作品としても最高ですし、自分の中では「君の名は。」をも超えました!
正直言ってしまうと、今までの岡田麿里作品は特別に好きと言うわけではなく、「あの花」は寧ろあまり好きではありません。
「ここさけ」と「凪のあすから」は良かったので、そこそこは感動できるかとは思ったのですが、その作品は予想を遥かに超えて感動しました。
人との繋がりや親子の絆の大切さに改めて気付かされました。
グッときた
予想以上にいいお話しで感度的でした。
しかし、こーいうお話は、じっくり見て主人公の心情を、もっと感じたいと思うのです。
年数を端折る感じで、時代が飛んでしまうのが、実に勿体無い。色々事情があるのだろう。
きっと編集には苦労されたのでしょうね。
「かあさんっ!」あの台詞に皆、泣かされました。
入野自由君、いいですねぇ〜
母親を意識した女性が感動するための映画
テンポも展開もまずまず。
感動させます! っていう場面もあるが、、、それにしては弱いかな。
それは私が母親でもなく、子供がいるわけでもないからか?
展開が早いので登場人物の関係性や掘り下げができてないのも要因かな
世界観が良かった。
美しい背景に、美しい音楽に、可愛らしいキャラクター達。とは裏腹に、社会の汚い部分も見せてくる。このギャップが私のツボでした。
特に凄いと思ったのは、キャラクター達の繊細な心情描写です。一人ひとりの気持ちを大切に大切に表現している事が伝わってきました。感動系に疎い私にも痛いほどに感情が刺さってきました。
エンドロールの主題歌は余韻にどっぷり浸れるので、是非聴いて帰って欲しいです。
私は一滴も泣きませんでしたが、とても好きな話だったのでまた観に行きたいです。岡田監督の次回作に更に期待を込めての☆4.5で!
いい作品です、が
自分、外国人なので、最初、映画の中に出て来る専用名詞などが多い、説明もなくて、意味わからない。一応、映画を見ながら、だんだんわかってきた、この点で一部の日本の方もそうだと思う。これを抜き、なかなかいい作品だ。ともあれ、伝えたいものはちゃんとゲットしてよかった、物語も音楽もとても素敵だ、感動すぎで泣いた。
キャラクターが生きている
大好きなアニメ凪のあすからのスタッフが多く携わっていると聞き、公開初日に勇んで観に行きました。納得のクオリティです。
良い意味で岡田麿里さんワールド全開!
時の流れで変化していく人間関係を美しくも残酷に描いた映画でした。
後半は涙がほろほろ止まりませんでした。
台詞、表情、声、背景、音楽等、全ての要素からキャラクター達が生きているということが伝わってきます。それが今作のテーマにも繋がっているのかなと思います。
特に背景の奥行きが素晴らしくて、世界観の作り込みへの意気込みを感じました。この世界を訪れてみたい、と思わせるような美しい美術でした。
音楽の透明感にも惚れ込んでしまって、サウンドトラックを購入しようかと思っているところです。
幅広い年齢層に見てほしい傑作
丁寧な作風でTVアニメ「SHIROBAKO」などの傑作をリリースしてきたスタジオP.A.WORKSが手掛ける初のオリジナル劇場アニメ。脚本家としてヒット作を出してきた岡田磨里の初監督作品でもある。作画陣は、「泣きの石井」こと石井百合子、カリスマアニメーター井上俊之、「ユーリ!! on ICE」などで知られるベテラン平松禎史、というドリームチーム。加えて各地で行われた試写会からは、恐ろしいほどの高評価が漏れ聞こえて来る…となれば、アニメファンで見に行かない人はいないと思うのだが、公開初日の上映館数はわずか76館。品薄商法を疑いたくなるほどの控えめな公開規模である。当然ながら初日の映画館は満席であった。
しかしその内容はというと、上記のようなタームに反応するようなアニメファンに向けたものでは全くなくて、反抗期を迎えた少年少女、子育てを頑張るお母さん、家族を支えるお父さん、子供が自立して孫の成長を見守るお年寄り、要するに日々を一生懸命に生きるすべての人たちに向けたものだった。
アニメらしいケレン味には欠けるものの丁寧に作られた画面と同じように、奇を衒うことなく人の生と死を丁寧に描いていく王道のストーリーであった。
泣かせの演出がくどい場面や、演出意図がわかりにくい場面がある、マキアとエリアル以外の人物描写が薄い、音楽を被せ過ぎ、といった問題点はあるものの、2月にして早くも2018年のベストアニメ映画の出現である、と言い切ってしまって構わないだろう。
間違いなく、幅広い年齢層に見て頂きたい傑作である。この映画の興行を「オタク映画」で終わらせてはならない。
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