劇場公開日 2018年4月21日

「基本的にはあるある話 だが!」リズと青い鳥 シモヤンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0基本的にはあるある話 だが!

2018年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーは女子中高生には多かれ少なかれあるような話なんだろうなーと
ただ!演出、描写がめちゃくちゃうまい!ほんのちょっとした心の動きを映像で顕在化させてそれを演者(キャラ)も意識していくような見せ方(演技)をさせるとても丁寧に あと劇中劇の使い方も見事 状況や感情がスッと入ってくる
で、見てる方は引き込まれるとw
大きな達成感、カタルシスではなく彼女たちの様々な形の旅立ちに立ち会えた気持ちにさせてくれる清々しい作品
見せ方が上手い!と感じられるかで楽しみ方が変わってくると思う

山田尚子監督って聲の形の監督なんですね どうりで上手いと思ったわ
二次元的アニメでの感情表現のまさに最先端、現時点の到達点が観れる映画だと思います

シモヤン