劇場公開日 2018年12月1日

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「「真っ赤な星」とは何だったのでしょうか。」真っ赤な星 PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「真っ赤な星」とは何だったのでしょうか。

2019年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

故郷がロケ地になっていると聞きましたので、それだけで見に行きました。救いのないような筋書きですが、小松未来さんがとにかく切なくて良かった。最初はゆっくりと進行する、ちょっと間延びした感がありますが、後半は目が離せなくなります。ラストは「え!」と言う感じで終わりましたが、監督はあれで終わらせたかったのでしょう。

つっこみどころ:弥生のアパートは鉄道の音が聞こえるので多分西武線沿線の設定でしょう。そこから○○天文台(名称を書くとネタバレになるので)まで簡単に歩いて行ける距離ではありません(もし歩けば数時間かかるはずです)。

もう一つつっこみどころ:天文台の望遠鏡のそばでタバコは吸うな、レンズや反射鏡にヤニが付いたらどうするのだ。

でも、小松未来さんが○○天文台の望遠鏡をのぞくシーンは(極めて個人的に)泣けてしまいました。今から45年ほど前、私もこの望遠鏡をのぞいたことがあります。

分からない点はひとつ「真っ赤な星」とは何だったのでしょうか。

いろいろ気になったところは書いてしましたが、もし、機会があればもう一度見たい映画です。

PAK UNTIK