劇場公開日 2018年3月24日

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「あまりにも重すぎる真実」BPM ビート・パー・ミニット foxheadsさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あまりにも重すぎる真実

2018年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

まだHIV感染者や同性愛者への理解が薄かった、というよりもあからさまな差別が蔓延していた1990年代のフランスで、行動し、闘った団体「ACT UP」の活動を軸に、当事者の若者たちの情熱と葛藤、そして...を描く。美しい愛情の物語であり、生の躍動に溢れた部分もあるが、真実はあまりにも重くて残酷。当事者では無いので完全な理解は出来ないが、現代の方がまだマシってもんなんだろうなあ、と思った。ACT UP当事者だった人物が監督を務めただけあって、当事者の置かれた絶望的な状況は、あまりにもリアルで胸に突き刺さった。コレを青春映画と呼べるのか?

foxheads