gifted ギフテッドのレビュー・感想・評価
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猫のフレッド
にやられました。
一番の存在感でした。特別な少女に愛された特別な猫。フレッドの失った眼を見るたびに心が痛みました。
母と娘(メアリーの母)の異常な結びつきを解放するには死が選択されたことは悲しい事ですが、メアリーが自由になってよかった。
三匹とも飼うっていうのが勇気もらいました。
お涙ちょうだい
どこかで何回も見たような内容。
●もっとダメ男にした方がいいと思う。前半で二人の関係の描き方が少ないと言うか浅いと言うか共感出来ない。
●主役の苦悩が一本スッキリしない。幼い子供を育てることに苦悩している姿の描き方が甘いので、この人、一体どういう日常を生きて苦戦して悩んでるのかがセリフ説明ばかりで見えてこない。魅力を感じない。いっそよくあるろくでなしの父片親にした方がわかりやすい。姉の娘って設定がどう受け止めて良いやらわかりにくい。
●天才数学少女の設定にあまり意味がない。ごく普通の親無し子の設定でも通じる話。何か作品に色を付けたかっただけにしか思えない。
●母親が天才という設定も対して興味を引かない。そもそも自殺したというのも無理があるし、病死とかでいいんじゃないか?
●自宅で娘の担任とSEXなんて、あまりにもずさん。教師の良識もないも同然。ヤルにしても普通、モーテルとかあるでしょうが。この場面以降、この教師が娘を思いやる言動をしてもウソとしか見えない。男も男でそれを見られて7才の娘に声を荒げるなんてダサすぎる。「悪いのは俺だ」ってマジでギャグにしか思えない。
●病院で他人の子供が生まれるのを見せて、「お前もこうだった」ってムリすぎる。よその家庭を見せられて7才が溜飲を下げるってホントかよ?としか思えない。それ以前にあった事もない父親の事で大泣きするのもピンと来ないんだが。
●結局、脚本が甘い。根幹が内容なフラつきを感じる。
可愛いい子役を出してお涙ちょうだいを狙った浅い作品。
クリス・エバンスかっこよすぎ。
子育てって大変だなぁ〜って思いました。
「おはようございます スティーブンソン先生」は最高に笑えたな 笑
最後、先生との関係はどおなったんやろ、、。♡
良い映画でした😌
ただただ二人に涙
クリス・エヴァンス、姪を育てる叔父の役がとても良かったです。そして、姪の天才少女メアリー役の子、凄ーく可愛かったです!
二人の関係が素敵でした。なので、余計にこの問題が悲しく辛かったです。
子供にあんなに辛い思いをさせる祖母・・大人の都合で今まで築き上げた関係を引き離そうとすること…その時の子供の心情を良い大人が考えられないのか、と憤りを感じました。
環境は大事だけど、その子にとっての大事な場所がどこなのか、ちゃんと分かってあげないといけないと思いました。
天才でいること、その道に強制的に進ませること、それが本当に良いことなのか・・まだ分からないから決めちゃうのかもしれないけど、もう少し大人になってから本人に選ばせても間に合うのでは?この子の能力なら・・と思ってしまった私は浅はかだろうか?
最後は泣きました。
女の子のまつげがすっごく長くてフサフサ! 可愛くって美人過ぎる! ...
女の子のまつげがすっごく長くてフサフサ!
可愛くって美人過ぎる!
ハッピーエンドで良かったε-(´∀`*)ホッ
最終的には、一緒に暮らせるし、良い教育も受けながら、お友達とも遊べて、良かった。
特別な時間。
どんなに天才であっても、私は「子供時代」と言うのは、特別な時間だと思う。
走り回って遊ぶ、アホみたいに騒ぐ、全力で子供をやるのが子供時代だけの特権。そういう、特別な時間。
友達との喧嘩の仕方を学ぶ、何をどの程度したら怪我をするのかは、経験によってしか身に付かない。
人を傷付けたり、自己保身で誰かに何かすると、どんなに自分を嫌いになるかを知ること。
あの時間に人は磨かれる。
最後、本人が生きたいと望む場所で生きられることになったのは、本当に素晴らしいと思う。
あなたは生まれてきて良かったんだよ。
望まれた子供だったんだよ。愛されてるんだよ。
ここに居ていいんだよ。という実感もなく、
天才と言うだけで人生が決まるのは寂しいよね。
欠けがえのない最高の“ギフテッド”
『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督と『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスのタッグで贈る、スーパーヒーロー映画超大作!
…ではない。寧ろ、その逆。
小品のヒューマン・ドラマだが、まさにアメイジングな感動良作!
フロリダの海辺の町でボート修理で生計を立てながら、亡き姉の娘メアリーと穏やかに暮らすフランク。
メアリーには、ある才能が。
数学の天才少女だった…。
全米では口コミで人気が広がり、日本でも大評判。
それも納得。
あっという間の100分なんて言葉は本来テンポのいいアクション映画に対して言うものだが、冒頭からスッと作品の世界に引き込まれ、気が付いてたら終わってた。冗談抜きに。
その優しい、心地よい語り口。
これがマーク・ウェブの本来のフィールド。『アメイジング・スパイダーマン』の方が異質のジャンルだったのだ。(あれもあれで面白かったけど)
クリス・エヴァンスも星条旗スーツを脱げば、人間味たっぷりの好演。彼のヒューマン・ドラマの中では最上の作品だろう。
見守る隣人のオクタヴィア・スペンサーもさすがと言うべき助演の鑑。
それから、片目の猫のブレッドもお忘れなく。
しかしやはり、本作最大の傑物は、メアリー役のマッケンナ・グレイスを置いて他には居ないだろう。
数学の天才少女という役柄を見事に演じた達者な演技、愛くるしさ、この天才子役をよくぞ見付けた!
メアリーが結構なおマセちゃん。気まずいシチュエーションで担任の女教師とばったり会った際の、ニヤリとした「おはようございます、先生」に思わずこちらもニヤリ(笑)
それでいて、同級生が年上の男の子にいじめられたら、立ち向かっていく勇敢さ。
その同級生の工作を拍手して褒める素直さ。
それを教えてくれたのも、普通に育ててくれたフランク。
フランクとメアリーのやり取りが、クリス・エヴァンスとマッケンナ・グレイスの好演を超えて、普通の伯父と姪、いやもっとよく言うと、もう親子のよう。
ふとしたシーンでのじゃれ合い、夕陽が美しい浜辺での肩車など、本当にナチュラル。
時に喧嘩もしたりするけど、よく言うではないか。仲が良いほどなんちゃらと。
そんな二人の生活に、何の問題も無い。
でもやがてやって来るのだ。不条理が。
メアリーの親権を巡って、フランクは実の母イヴリンと裁判で対立する事になる…。
厳格な祖母のイヴリン。
自由に生きるフランクとは昔からソリが合わない。
どうしても作品の展開上、悪者のように描かれるが、祖母の言い分も分からんでもない。
孫に最高の環境で最高の英才教育を与えたい。
数学史に名を残せるかもしれない孫の才能を伸ばしたい。
祖母なりに孫やその才能を思っての事。
メアリーには何故こんな才能が…?
母方の遺伝なのだ。
祖母もエリート。メアリーの亡き母が数学の天才。メアリーは母の才能を受け継いだのだ。
数学史に名を残すまで後一歩だったメアリーの母。
その寸前、自殺。
自由を奪い、英才教育を無理強いした事が原因と思われ…。
その事を裁判で突かれるも、反論する祖母に凄みがあった。
才能を伸ばし、特別な生き方を歩ませたい祖母。
亡き姉の願い通り、普通の生き方を歩ませたいフランク。
見てたら『グッド・ウィル・ハンティング』を思い出した。
確かにこの才能を埋もれさせるのは惜しい。
その才能がいつしか、世の為、人の為になるかもしれない。
どうやらメアリーは、数学が好きなようだ。
難しい問題を解いてる時なんて、おもちゃで遊んでる子供のように楽しそう。英才教育の無理強いは必要ない。
もし、メアリーが今の生活じゃなく、もっといい環境で数学を学びたいと言ったら、フランクも反対はしないだろう。
尊重すべきなのは、メアリーがどうしたいか。
そして、誰と居たいか…。
タイトルの“ギフテッド”とは、生まれながらの高い知的能力を意味する言葉らしいが、語源はやはり、ギフト=贈りもの、授かりもの。
贈りもの、授かりものは、その才能の事なのか…?
否。
フランクにとってはメアリー。
メアリーにとってはフランク。
いつも一緒に居てくれて、無償の愛を注いでくれる、欠けがえのない“存在”。
最高の“ギフテッド”。
良作!
叔父と姪っ子の家族愛。
天才的な頭脳を持つ女の子。
この作品の中で姪っ子を一番愛していたのは叔父。彼女の母親は、小さい頃に他界。途中から祖母も登場しますが、祖母は孫のためと言いつつ結局は自分のことしか考えていない偽善者でした。
中盤、叔父と姪の絆に亀裂が入りますがそれを機に物語は結末へ向けて走り出します。
メアリー役のマッケンリーの迫真の演技には思わず涙します。
法廷闘争が目新しい親子についての映画
米国フロリダの小さな町で暮らす7歳の少女メアリー(マッケナ・グレイス)。
一緒に暮らしているのは叔父のフランク(クリス・エヴァンス)と片目の猫フレッド。
メアリーには類まれなる数学の才能があるが、フランクはごく普通の生活をしようと努力している。
というのも、メアリーの母であるフランクの姉も天賦の才があり、数学史上未解読の難問に取り組んでいたが、メアリーを産んですぐに自殺してしてしまい、その間際に姉はメアリーの養育をフレッドに無言で託したのだった・・・
というところから始まる物語で、その後、メアリーの行方を追っていた祖母イブリン(リンゼイ・ダンカン)がふたりの前に現れ、メアリーの養育を巡って、フレッドと対立し、遂には養育権を巡ってのイブリン(原告)vs.フレッド(被告)の法廷闘争となっていく。
天才少女との親子関係を描いただけならば、それほど目新しいものではないと思うのだけれど、それが法廷闘争にまで発展するのは珍しい。
さらに、中盤のほとんどを法廷場面が占めるとなると、なおさら。
個人的は、この法廷シーンが興味深かった。
是が非でもメアリーの養育権を手に入れ、娘が果たせなかった難問解読に取り組ませようとする祖母イブリンの執念・執着。
その執念・執着が、娘を死に追いやったとは気づかないあたりが、恐ろしくもあり、哀しくもある。
メアリーとフランクの親子関係と、イブリンと自殺したメアリーの母との親子関係が二重写しになってくるあたり、映画に深みを与えている。
とはいえ、どことなく軽く薄い感じもしてしまう。
『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督の演出は手堅いが、フランクとメアリーの担任教師ボニー(ジェニー・スレイト)との関係などはコミックリリーフとしても、ちょっと軽すぎるような感じ。
ここいらあたりは、良くも悪くも、(手慣れた)佳作を連発するFOXサーチライトの(手慣れた)製作で出ているように思いました。
ヒューマンドラマ! お父さんと娘とおばあさんの間の物語かと思いきや...
ヒューマンドラマ!
お父さんと娘とおばあさんの間の物語かと思いきや、
叔父さんだった!
凄く凝った話しのようだけど、
理解しやすい!
とにかく娘が可愛い!
ほんとに演技が上手で、離れたくないと泣き叫ぶ所は思わず私も行かないでーって心の中で叫びました
おばあさんの意見も分かる!でも、お母さんの意見を亡くなったあとでも尊重してくれる叔父さん(弟)ほんとうに偉い!
今後の話もきになる。
あ、実話かな?
いい話でした。
お姉さんが本当は方程式をとけていたなんて。
母親が死んだ後に公開して欲しいって願っていたなんて。
押し付けの教育はよくないですね。
本人がやりたいことをやらせてあげることが大切なのかなと。
考え深い映画でした。
悪者は1人もいませんでしたね。
みんな願いを込めてそうしていただけだったのに、普通の学校で育てたい叔父と、良い学校にいかせない祖母。
最後は本当のハッピーエンドで良かったです。
自分の子じゃなくともココまで愛情を注いでお互いが大好きな関係で、2人がまた一緒に暮らせて良かった。
ダイアンが死んでしまうほど追い詰められていたんだと思うとそこは悲しいですね。
メアリー役の子がすごく演技が上手でした。
注がれる想い
いいお話しだった。
7歳の女の子に視線を奪われっぱなしだった。
数学において天才的な頭脳を有する7歳の少女が主人公。メガネをかけた天才肌かと思いきや、すこぶる活発で、むちゃくちゃお転婆で、校長先生に歯向かったりする。
眉間にシワを寄せてる表情が印象的なんだけど、その顔があどけなく笑う時などは、こっちの表情までつられて崩れてしまう。
そんな子の養育権を巡って本作は進む。
緻密で繊細な人間関係が設定されていて、その中心で色んなものにぶち当てりながらも、互いに信頼し合うフランクとメアリーがいじらしい。人物造詣へのアプローチがすこぶる良くて、脇役の描かれ方も絶品だった。
子供の未来にとって何が必要なのか?
そんな命題を背負って物語は進む。
ラストシーンにちょっとしたどんでん返しも用意されていて、ただのホームドラマでは終わらない展開も嬉しかった。
大岡越前だったかなあ…子供の母親だと主張する女性2人が両側から子供の手を引っ張り合う話。本当の母親は子供が痛がる様が不憫で手を離してしまう。そんな話しを思い出しながら鑑賞してた。
ともあれ、子役の彼女がすこぶる自由で、まつ毛が凄く長くて何年か後に、是非スクリーンに帰ってきてほしいと思う。
キャプテンは、野暮ったい父親を好演していて◎
2人の掛け合いも楽しくて大いに笑ったし、終始リラックスして見れた作品だった。
You are smiling. 子役スゴい。
個人的にマーク・ウェブ監督作品はアタリが多いんです。マーク・ウェブ作品は観たら大体どっかで泣いてます。映画好きな人なら誰にでもある自分の琴線に触れまくる監督。自分にとってマーク・ウェブ監督がそれにあたります。
というわけで今作も良かったです。なんかね、子供が泣いたりするシーンってこちらも無条件でつられる訳ですよ。メアリーが里親に引き取られるシーン、そしてフランクと再会するシーンも涙無しには観れませんでした。そういえばフランクとメアリーが夕陽をバックに遊んでるシーンも子供ってあんな感じ大人登りたがるよなぁっと何だかシミジミ。
後、つい子供に心にもない事言ってしまうフランクがリアルでした。ずっと子供の相手をしてたら自分の時間が5分もないって言いたくなるんですよね。親子と言っても人間ですしね。で、言ってしまった自分に落ち込む。あるある。あー、やっぱマーク・ウェブ監督って人間描くの上手いわぁ~。
フランクを演じたクリス・エヴァンスも良かったですが、何よりもメアリー役のマッケナ・グレイスちゃん。超演技上手い。とても自然に演じてて、恐ろしい才能です。そして「おはようございます。スティーヴンソン先生」って言う時の顔!大爆笑でした。そういえば映画「ルーム」に出てたジェイコブ・トレンブレイ君といい、最近の子役って演技力ハンパない。やっぱハリウッドってスゴい才能があつまってるんだなぁっと改めて思いました。
もはや2人のラブストーリー
マッケンナグレイスちゃん、最高でしたな。泣いても笑ってもほんとにキュート。将来が楽しみだけど、あの大きな垂れたおメメはどうなることやら!
ストーリー的には、ほぼ予告です(笑)
グッモーニンミススティーブンソンには笑った!
最初の方テンポよくてずっとこんな感じかと思ってたらなんか違かった
けっこうママがキーパーソンなんだね。
実際もっと姉の苦悩やらを回想で描いてくれたりとかしてたら、もっとクリスエバンスに感情移入出来たかなあと。
病院での出産シーンは名シーンでした。泣けた。あれは誰でも泣けるわ。
天才一族版「アイ・アム・サム」
年末で忙しいし、一度は劇場での鑑賞を見送ろうかと思っていたこの作品。でもなんだか作品の評判がとてもよろしいので、やっぱりみたくなって劇場に足を運びました。
マーク・ウェブ監督のことは以前から好きで、「(500)日のサマー」なんてドハマリした私。この「ギフテッド」も観ない理由はなかったはずだけれど、予告編を見て漠然と「こまっしゃくれた”天才子役”が小憎らしい演技で”天才キッズ”を演じることを賛美する映画だったら嫌だなぁ」と思ったのが一度はこの作品を敬遠した理由。でもそれは杞憂だった。ヒロインのマッケナ・グレイスはまぎれもなくい美少女だし演技も大人びていて本当ならそれが嫌みに見えてもおかしくないところなのだが、グレイスの抜けた前歯がただの美少女をチャーミングに魅せたように、カメラの前でのびのびとした子供らしさを見せていて嫌みがない。フランク伯父さんの膝の上でごろっと仰向けになったり、体をよじ登ろうとしたり自由気まま(に見える)。子役の鼻につく感じがなかったのは本当に救いだった。
と安堵した一方で頭をもたげてきたのは「なんかこの映画『アイ・アム・サム』そのまんま?!」ってこと。私は「アイ・アム・サム」が大好きなので、だったらこの映画も同じように愛せるのでは?と思いそうだけれど案外そうでもない。もちろんこの作品の主人公は知的障害者ではないけれど、彼らが辿る物語の道筋は「アイ・アム・サム」とほぼ同じ。子どもの養育権で訴訟を起こされて法廷に出て、一度は里親に出され、そして子どもを取り戻す。オクタヴィア・スペンサーの存在は「アイ・アム~」におけるダイアン・ウィーストで、担任教師ジェニー・スレイトは「アイ・アム~」におけるミシェル・ファイファーで・・・なんて置き換えまで出来そうなほどに既視感が付きまとい続けた。だからってダメってわけではないのだけれど、天才的頭脳をもった稀有な少女を前に、才能を伸ばし英才教育を施す意義深さとそれに反して年相応の「普通」を経験させてやる子との深い意義を対立させるという興味深さに目を向けているわりに、映画が提示する回答には目新しいことは何もなく、実にありふれた「愛し合う二人を引き裂かないで・・・!」みたいなメッセージに落ち着いてしまったのが極めて遺憾だった。
それでいて、この映画には分かりやすい悪役がいるのも大いに不服。リンゼイ・ダンカン演じる祖母が、俗に言われる「毒親」ってやつで、主人公二人に起こる悪いことはすべて彼女が元凶であるように描かれている。つまり彼女さえ言いくるめれば事が解決する仕組み。でもこの映画が取り上げているテーマって、天才的な能力を持った子供に与えるべき適切な環境とは?という、簡単には答えなど出ないようなもの(能力を伸ばすには子供らしさに犠牲を払う。子供らしさを優先させれば能力は芽を伸ばさない)。それなのに、分かりやすい善と悪を作ってしまったのは物語としてあまりに稚拙であり、そうすることで観客がメアリー少女のために何がもっとも大切で何を優先させるべきかを考察するに至らなかったのは残念だった。
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