劇場公開日 2018年5月4日

「評価が低い理由がわからないくらい面白いぞ」ラプラスの魔女 あきらさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0評価が低い理由がわからないくらい面白いぞ

2018年5月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

原作未読であったが十分に面白い。多分原作を読めば布石や仕掛けがわかるのだろうという場面や物も多々あるため、原作を読破してからもう一度鑑賞したい。
櫻井翔の存在感がないというレビューを拝見していたが、ストーリーテラー的存在であるため存在感がなくて正解の立場。逆に彼のようにもともと存在感がある人が演じなければ他のキャラクターに負けてしまう。物語で唯一の「普通の人」であるからこそ、存在意義があるのではないかと思う。
東野圭吾作品としては新しいテイストであると感じる。30周年に仕掛けてきたなという感じ。非常に練られたストーリーであり、やはり流石である。自分が理系であるからこそより深い理解により楽しめたのだと思うが、同席したゴリゴリの文系人間も、鑑賞後に興奮した様子であった。
一度では把握しきれないくらい、深い作品である。自分はあと3度は観ると思う。

あきら