劇場公開日 2017年7月22日

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「アニメ版が上だけど今年一番泣いた作品」心が叫びたがってるんだ。 むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アニメ版が上だけど今年一番泣いた作品

2017年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

超平和バスターズ&秩父という「あの花」関連キーワードに心躍らされながら鑑賞。アニメ版は2年前に劇場で鑑賞して感動をいただいています。
ストーリーや登場人物、舞台設定等アニメ版に忠実に描いているのが嬉しかったですね。全体的にはアニメ版の方が心情の奥深いところまで繊細に描いていて心に刺さっていたんだけど、実写版は大事なところをサラっと流してしまっていたり端折っていたりで勿体ない部分が多々ありました。もっと丁寧に描かないと、それぞれの「何故」が理解しにくいのになぁと。その点はアニメ版のほうが上です。
実写版で良かったのは先生役の荒川良々。いつもながらに自然で、この作品でもふわっと良い味を出してくれるんですよねー。そしてラストのミュージカルシーン。アニメ版よりも心にすうっ~っと伝わってくる。途中途中涙腺緩んだけど、このシーンで涙ポロポロです。
伝えたい気持ち、言葉、大切なものを大事にしたいを再確認できる良作です。

むっしゅ