「ミスリードなど、けっこう巧い構成」グッド・ネイバー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ミスリードなど、けっこう巧い構成

2021年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 嫌われ者の隣人爺さん宅に心霊現象のドッキリ(ホーンティング・プロジェクト)を仕掛けたショーンとイーサン。照明、ドア、エアコンなど様々な仕掛けの反応を見ようと隠しカメラ映像を記録していく。やがて地下室へのこだわりを疑問に思い、彼の妻の死の真相が隠されているのではないかと疑うように・・・

 隠しカメラ映像とオタクな高校生の日常。特にホラー映画やB級映画のポスターでイーサンの性格もわかり、裕福な父親に買ってもらったプロ仕様のPCやカメラその他ハイテクアイテムの数々でショーンの家庭環境もわかる。

 今風の映像が中心だけど、優れているのが老人ハロルド・グレインの妻との過去映像や裁判のシーンを挿入してあること。過去映像にはもしかして浮気?といったミスリードする若い女性も登場するし、法廷シーンでは誰が加害者で誰が被害者なのかわからないように描いてあることも特記できよう。

 『ドント・ブリーズ』を見たことあるなら、地下室に死体か監禁女性がいるんじゃないかと想像させられるし、高校生らしい発想に騙されること間違いなし!とは言え、ネタバレはタイトルにしっかり書かれているわけだし、老人側の年齢の方が近い者としては悲しくなってくる結末だった。

kossy