劇場公開日 2018年1月27日

  • 予告編を見る

「さすがに2時間半は長い」ミッドナイト・バス 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5さすがに2時間半は長い

2019年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

東京⇄新潟間の深夜高速バスの運転手をしつつ東京の彼女と仲良くやっていた主人公・利一だが、新潟で元妻に久しぶりに再会し息子、娘を交え進展してゆく物語。

まぁ、最近の男性像を描いた様な作品。
どっしりとは構えず、現彼女にも元奥さんにもいい顔する主人公。
悪気は無いと思っているだろうが鼻につくし、小西真奈美演じる利一を待つ孤独な彼女・志穂は「東京ラブストーリー」のリカを思い出すし、何故か切ない。

バラバラになった家族の修復話もあり中々いい話かとも思えたが、よ〜く考えたら「利一おまえ1番都合よくね?」話であり、作品の好き嫌いはかなりハッキリ分かれるであろう。

もう少し映像的に男と女の関係にドロドロさがあっても良かったかも知れない。(地方ロケ映画としても兼ねているし無理か?)

何故再婚したの?「寂しかったから」
何故再婚しなかったの?「寂しくなかったから」
これだけはなんか分かる作品でした。w

巫女雷男