オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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話が早すぎる!
理由を教えてくれない推理が多すぎて、なんでそうなった???
って疑問がいっぱいあったからか、イマイチ話に集中できへんかった
最後の推理は怒涛すぎるし(^-^;)
一部上からのカメラワークがあったけど、他のシーンとのギャップがありすぎて違和感しかなかった………
最後まで犯人が分からないドキドキ感はめっちゃ楽しかった!
あと、主人公よりジョニー・デップの方が主役オーラ出すぎ(笑)
ネタバレしてるとそこまで楽しめない
これまでミステリーに1ミリも興味を持たず生きて来たため、原作未読どころかその存在も本作品で初めて知りました。ポワロ、クリスティと名前しか聞いたことのないレベル。
そのため、教養を身につけるために本作品を鑑賞しようと決意しました。もしかするとミステリーも食わず嫌いで観た後に好きになっているのかも、なんて期待を込めて。
ですが…仕事中になんとネタバレを経験!内容まったく知らないクセに犯人を知るという悲惨なアクシデントに見舞われての鑑賞となりました。
感想は…結構面白かったです。ただ、内容知らないのにネタバレしていたのは割とキツくて、ハラハラ感はまったく感じれず、ミステリーにおけるネタバレの重要性を実感しました。せめて原作を読んだり、他の映像作品に触れていたりすれば比較の楽しみもありましょうが、単に犯人だけ知るというネタバレはちょっとね…
個人的に印象に残ったのは、事件を解決した後のポワロの変化です。善と悪しかないと公言していたポワロですが、事件に関わった人たちの計り知れない思いを想像し、少しだけ変化する。そこに人間の素晴らしさが描かれていると感じました。
また、映像も美しく、導入のエルサレムや食堂車などは目を見張りました。
俳優陣では、ハバード夫人を演じたミシェル・ハイファーが素晴らしかった。単に美しいだけではなく、画面を支配する力を感じました。なんか色っぽいですし。ジョニデはフレディ・マーキュリーに似ているという新たな発見が。
で、映画はそれなりに楽しめたのですが、ミステリーは自分にやっぱり合わなかったな、と再確認しました。犯人を知っていたので逆算的に事件を見ていたのですが、ポワロがどうやって解決に至ったのかまるでわからなかった。自分のミステリー音痴ぶりを突きつけられ、若干ションボリした次第であります。
しかし、ミステリーのネタバレは絶対ダメですね!いくら名作だからって知らない人もたくさんいますから。自分も同じミスを犯さないよう、肝に銘じたいと思います。
★追記
本作はどっかで観た雰囲気だな、と思ったらシベ超だ!と気づいた。
シベ超の元ネタのひとつだったか。
アイ ガッタ プルーフ
かっこいいポアロ(笑)
ポアロといえば、やはりドラマのデービッド・スーシェ氏と声優の熊倉さんです。ブラナー版もスマートでいいですが。豪華俳優陣の共演も話題の作品ですが、みんな味がありますね。ストーリーもおぼろげだったので、こんなオチだったっけ?これならこのメンバーで納得です。右京さんなら、納得しないぞ!
映像がキレイ
どなたかのレビューに映像がキレイ、でもそれだけなんだよね…ってあって共感してしまった(^_-)
いや、話も知っているからかもしれない、夕飯を食べた後のレイトショーだったからかもしれないけど、ガッツリ寝てしまった(>_<)
今、このオリエント急行を映像化するなら何か過去に描かれなかった魅力がプラスされていていいのに、なんかキャストが違うだけ、カメラや機器の技術レベルが上がっただけで冗長な仕上がりに思えてしまった。
それと比較して、テレビで三谷幸喜が焼き直したオリエント急行第一夜は面白かった。(第ニ夜は三谷幸喜オリジナルで、三谷らしい遊びのある内容。好みは分かれる⁈)
でも、寝てしまった私の感想なので芯はついてないかも?
ただ観客を寝かせないほど惹きこむものもなかったような…
退屈さは否めない
結末を知ってる人にとっては退屈になってるんじゃないかな…。
冒頭、ある事件を誰も考えない視点からみてすぐに解決してしまう。そのポアロのカリスマ性にすぐに観客は惹かれるだろう。しかし、そこからの本題、オリエント急行殺人事件そのものにあまり惹かれない。前置きが長々したのも嫌だが、けじめがついていないように感じてしまった。区切りをつけないと観客にとっては混乱してしまう。
しかし、ラストはすごい。結末を知っててもすごいと思う。
基本的には面白かったが、演出面で若干の不満は残ったかな
これだけ有名な作品にも関わらず原作も読んでなければ過去に映像化された作品も見ていなかったので、何の先入観もなくフラットな状態で、むしろ内容よりも豪華名優陣の競演が楽しみで鑑賞したのですが、どうなんでしょう・・・その豪華名優陣の演技合戦的なものに関しては、正直期待以上とまではいかなかったかなぁ。
まあ当然名探偵ポアロが主人公で、彼が難解な殺人事件の謎を解くミステリー映画ですから、元々こう言うものなのかもしれませんが、ほぼポアロのケネス・ブラナー独壇場な映画でしたので、名優達の豪華共演と言った部分に関してはやや物足りなさを感じました、見所はそこじゃないと言われても、そこに期待して見に行ったので・・・。
話そのものに関しては、これだけ有名な作品ですから、それは勿論つまらない訳がなく、上質なミステリー劇をそれ相応には堪能させてもらいましたけどね。
特に映像が物凄く印象に残る映画でした、時代背景を考慮したレトロ調な雰囲気がたまらなく良かったです、まるでその時代を旅しているような気分にも浸れて、名作を見た余韻は十分感じれました、広大な雪景色の映像美も、雰囲気抜群でしたね、列車内の空間を際立たせた映像技術にも、とても魅了された作品でした。
話も映像も素晴らしいとなれば、後は味付けの部分なのですが、そこは単純に好みの問題なのかもしれませんが、ややドキドキ感やワクワク感に欠けた印象もあって、勿論面白かったのは間違いない事実なんですけど、正直あまり感情の起伏が起きないまま、ホント上質で綺麗にまとまったミステリー劇を見たなと・・・ってまあ古典ミステリーですからそれはあなた、お門違いもいいとこですよと言われたらぐうの音も出ないのですが。
事件の顛末は本当に切なく、ポアロの信条である善か悪では片づけられないような、何とも悲哀たっぷりな事件の全容に、感心したと言ったら言葉は変ですが、これぞ上質なミステリーと思わされるに十分な、とても魅力あるストーリー構成だったなと思いましたよ。
犯人に関して言えば、驚きなんですけど、思いのほか驚けてない自分もいる辺り、やっぱり味付けに問題があった気はしないでもなかったですが。
テンポが早い訳でもなかったのに、意外と考える間もなく展開していき、結果ポアロが天才的な推理から答えを導き出す感じでしたので、何となく置いて行かれた感が・・・まあそれは見る側の問題なのかもしれませんが。
それでも基本的には雰囲気込みで楽しめました、続編があったらまた見たいです、長過ぎるお髭と卵への拘りが特徴的なポアロの名探偵ぶりを、次は豪華名優云々関係なく楽しみたいですね。
豪華メンバーの中ではやはりジョニー・デップが突出して存在感を示していましたね、こんな役もめちゃくちゃ似合う、割と均等に旅客に見せ場を作った中でも、圧倒的な存在感でした、それとデイジー・リドリーも意外とこの中に入っても見劣りはしませんでしたね。
しかし返す返すも、もっと名優達の濃い演技を堪能したかったなぁ、でも長尺で見たらダレそうなので、これはこれで良しとするしかないか。
絶景のなか走るオリエント急行
ストーリー冒頭の絶景が凄かった。
で、ここがクライマックスだったように思う。
全体の盛り上がりが、後半にかけて下がっていった感が、、、
最後のシーンは、個人的に日本の刑事物シリーズみたいなテンションだった、、、
古典的な推理小説
原作は古典的な推理小説だけど、実は初めてで、ストーリーは良かった。キャストも良かったんだけど、登場人物をきちんと識別できず、なんとなくぼやけた感じがして少し残念…。
だけど、続編は観てみたいかなぁ
景色は綺麗だけど…。
原作は何度も読んでいるし、74年版やテレビシリーズなど、今までの映像化も観ているけれど、今回が1番アッサリと終わった印象。
確かに景色は綺麗、だけど容疑者達があまりにアッサリと描かれ過ぎていて、彼らの苦悩も悲しみも喜びも、あまり伝わらず…。
まるでポアロの一人芝居を観ているようなラストにもガッカリ。
ナイル殺人事件もやるようですが、既に事件が起きてからポアロが呼ばれてる????
終バス逃す覚悟で観る作品ではありませんでした。
Amazonで再鑑賞。
どうしてコンスタンティン博士を無くして、アーバスノット大佐をドクターにして人種まで変えちゃったんだしょうね。
やっぱり1974年版とテレビドラマ版の方が好きかなぁ。
大物俳優無駄遣い
アガサ好きなのに、この作だけ読み逃した。なので、何の予備知識を持たずに映画館の飛び込んできた。物語自体は別に悪くはない、大物ばかりの集まりでの演技も素晴らしい、CGで作られた風景も驚嘆に値するほど壮大である。しかし、それらを全部認められていても、どっか物足りないところが感じざるを得ない。
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