劇場公開日 2019年10月19日

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「いかれた映画」アダムズ・アップル CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いかれた映画

2019年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ようやく入れたシネマカリテ。ここ、新宿駅ゼロ分と立地がめちゃくちゃいいので、特にサービスデーの水曜は、なかなか入れないんだよね。入れた今日も最前列。

映画は、すごい映画だったなあ。
キリスト教がらみの映画は、観るたびに「あ〜、なんかわからんは、これ!」という思いと共に映画館を去る、というパターンなのだが、これもまったくその通りでした。

もしも、これから観に行く人がいれば、下記リンクあたりで、ヨブ記をちょっと知ってから観るといいと思う。
読んでから行って、ちんぷんかんの俺が言えた義理ではないけど…

苦しんでる人、悩んでる人には、宗教は必要だし、とても有効だと思うけれど、ヨブ記で語られる「高潔な人にも訪れる不幸や試練は、罰なのか」という問いかけの設定自体が、すでに、宗教が有効な領域を越えた、無駄な議論に思えちゃうな。

映画は、終始変な雰囲気を味わい続け、オチもあって、それはそれで面白いです。主人公の一人のネオナチは、「なんか違うな、変だなぁ」と観ている俺達が、感情移入できる唯一の存在。ネオナチなのにね。

Wikipediaから、ヨブ記
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヨブ記

CB