劇場公開日 2017年6月10日

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「戯曲の様な巧みなストーリー展開。」セールスマン HIROKICHIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5戯曲の様な巧みなストーリー展開。

2017年6月19日
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知的

アスガー・ファルハディ監督の前作『ある愛の行方』もそうでしたが、ラストに近づくと共に人々の気持ちが交差する、巧みなストーリー展開、とても観がいがありました。

他国の文化を感じられる所が映画の良い所でもありますが、イランの男女の立場的な解釈があまりにも日本とは違いすぎて、理解しにくい箇所もあり、前半ストーリーに入り蹴込めませんでした。
また劇中で演じられる戯曲『セールスマンの死』を知らなかったのが失敗でした… ストーリーに大きく共鳴している様なので、これから見る方は映画版もありますので、観てから行くと尚楽しめるのかもしれませんね。

HIROKICHI