エル ELLEのレビュー・感想・評価
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不快作品1
この女優さんあの不快作品ピアニスト(フィフティシェイズなんぞ足元にも及ばない変態作品)の人だわ!不快で哀れで強気な女性役。誰が犯人なの?と見始めたましたが、途中どうでも良くなりました。内容も登場人物もイマイチ。裏切りを堂々親友に告白する無神経さが嫌だ。きっと10才時に壊れてしまっていたのね。主人公の父親の動機も今一つ分からない。あとゲーム会社のCEOは小島監督みたいな人でないとね!!
うわぁー、ポール・バーホーベン、しぶとい。ここに来て、息を吹き返し...
うわぁー、ポール・バーホーベン、しぶとい。ここに来て、息を吹き返してくるとは…性と暴力はオハコですが、今回は宗教まで踏み込んできたか…なかなかの怪作!
大人なフランス
男女関係も、仕事関係も「大人の関係」
で コトを進めようというのは 男が生み出した 都合のよいシステム
知性があり、経済力も、能力も持ち合わせたヒロインに 惹かれながらも 心ざわめく男たち
動物的本能と支配的欲求を呼びおこされて
破壊的衝動に駈られるものも
美女は大変そう… と思っていたが
優秀な女も 大変かも…
「悪女」について考えていた監督は
理性的で魅力的なヒロインを生み出した
(今迄の悪女映画は、男への復讐譚であり、 結末破滅←だから するなよ、という 深層心理も垣間見える)
被害者にならずに、理性で 男を理解して
前に進んでゆくヒロインは 自然体で
「おばあちゃん」にもなり 肩肘張らずに 生きてゆく
(こういう展開は、今迄 描かれなかった)
本当の賢さを会得した、大人のヒロインに なりました
最後に、男の都合のよいシステムに乗っかっていた
自分を 理解した模様だが…
このヒロインは 一部、楽しんでいた節もある…笑
見終わった感想は、男って馬鹿ね。この一言。主人公の女性は出だしでレ...
見終わった感想は、男って馬鹿ね。この一言。主人公の女性は出だしでレイプされるわけだが、そのあとも一切悲壮感を感じさせず、自分で犯人を探そうとする、ある意味男らしい女性w。フランス映画?はあまり見ないが、何とも言えない独特の雰囲気はある。ただそれが途中から独特と紙一重の間延びに感じられ途中で飽きてきてしまった。最後の山場と言える部分もあるのだが、そこまで盛り上がらないまま終わってしまい少しがっかり。それと、少し疑問に思ったのは主人公はもうすこし若い女性の方が良かったのではと思った。
精神崩壊を鎧で固めて生き抜く女性物語
私はアニメが好き。エヴァンゲリオンの碇シンジ君が困難な局面に耐えられず叫び暴れるシーンが良く脳裏に流れる。この作品の主役女性は泣き叫ばない。簡単に言えば強い女性。その女性を演じるイザベル・ユペールは作品の中で笑わない、私の記憶の中では笑うシーンゼロに思う。SEX時の反応にも決められたマニュアルの反応を見せてるだけなような気がしてしまう。レイプされるシーン、このシーンの見方感じ方でこの作品の色は変わってくるように思う。ユペールの表情は能面のように、あまり変わらないが深みがあり内面を見せつけてくる。ポール・バーホーベン監督の作品
氷の微笑も何度も何度も見た。正解はないのだと思った。様々なシーン作品なカット様々な照らし合わせで想像力を膨らませて観れる作品こそが名作だと考える私はこの作品ELLEは間違いなく名作だと思う。シャロンストーンもバッチリ記憶に残ってる。今回のユペールもバッチリ記憶に残ってしまった。久々に氷の微笑を見返したくなる。揺れる声蠢く波は爪のあと。
見方が難しい
ミステリーだと思って最後まで観てると本質を見失ってしまう。
ポール・バーホーベンらしさ満載でエロく妖しく不穏な雰囲気のままラストまで行ってしまうので、「え?」と思ったけど、見せたいのは犯人ではないのだな、と思った時に女性賛美というか、男は情けなく弱いというか、ドンドン主人公の事が格好良く思えて来た。
男の情けなさはキャラクター全員が共通してたけど、
女性の強さというのは息子の妻のような口喧しいのではなく、
自分の欲に忠実に自分で道を切り開いて行く事だと説いてるようで、
それも終わってみれば浮気相手の奥さんも隣人の女性も共通していた。
女性たちの時代がやって来た。
レイプリベンジムービー
ポール・バーホーベン久々の新作。
主人公がレイプされるという衝撃的な冒頭シーンからスタートし、ストーリーが進むうちに主人公の背景や彼女を取り巻く人々との関係が明らかになっていく。
あらゆる暴力に対して、(表向き)毅然とした態度を崩さずリベンジとアベンジを成し遂げる主人公は、これまでバーホーベン作品に登場する女性主人公の到達点と言えるかも。
そして、広義の意味でこの作品はいわゆるレイプリベンジムービーなのだと思った。
異常な人々に囲まれても揺るがないイザベル・ユペールの魅力たるや
異常な人々に囲まれても計り知れない大きさの器でそれを受容してしまうミシェル。知性と強さを兼ね備えたイザベル・ユペールが演じるからこそ、この作品はサスペンスとして成り立ったのだと思う。変にエロ可愛い女優が演じたらこの品格は保てない。
レイプという重苦しい題材なのに、どこか痛快な面白さがあって、でもサスペンスとして成り立っている。不思議と惹きつけられる1本だった。
サスペンスというよりコメディ
レイプの残虐さに暗澹たる気持ちになるかと思いきや、それはとっても希薄、軽めに描かれていて胸糞悪くなることは全く無かった
犯人も早めに見当ついてしまって サスペンスとしては脆弱な感じがしたんだけど、随所に人間の本質が生み出す滑稽さが在って ずっと笑ってしまった
ミシェルを筆頭に登場キャラ皆それぞれに 一般規律や道徳から外れた側面があって その不完全さをさらさら省みない「だから何?」的姿勢で生きている様が潔く感じた
結果的に自他それぞれ傷つくんだけど 自分の好きなようにやってる姿にユーモアがあって 慈しみさえ感じてしまった
その果てに あのラストが用意されてて ケセラセラな映画だった
主人公が素敵すぎ。そして周りがヒドすぎ。 監督の趣味バクハツでおも...
主人公が素敵すぎ。そして周りがヒドすぎ。
監督の趣味バクハツでおもしろかったー。
あとお母さん!たまらん。ジュディット・マーレなる女優らしいけど、いかすなーあ。
サスペンスとして普通に面白い
お昼休憩にテレビでみる昼の連続ドラマ@フランス
というところ。
飽きさせない展開だし、設定も凝っているので謎解き含め普通に楽しめました。
グロい言う人も見かけますが、今どきなら普通レベルでしょう。
これまで人生で見てきたレイプ後の描写って、泣いて二、三日目引きこもるというのが定番だったから、もしも我が身に降りかかった時はそうなるんだろうと思ってたけど、この映画のおかげで冷静に風呂に入って淡々と…としてしまいそうな気がしています。
うまいなあ♪
面白い!やっぱりポールバーホーベンはうまいなあ♪たいへんよく出来た映画らしい映画です。その面白さは、単に役者がうまいとか脚本がいいとかではなく、演出の素晴らしさによるところが大きいです。役者の演技から音楽、小道具まで、あらゆるところに手入れが行き届いていて、観ていて集中を妨げるものが何もない。これはありそうでなかなかない。とても上質で手の込んだ料理を食べたような、そんな映画でした。若者が観ても熟年夫婦が観ても、それぞれの楽しみ方ができる作品だと思います。いつかまた観てみたいな。
64歳!
お疲れ様です・・・・・
という感じかな。
もう少しサスペンス性があると思っていたが、
それに関してはほとんどないに等しい。
出てきた途端に怪しいと思える人物が、やはり犯人のパターン。
では、幼い頃のトラウマを抱えるヒロインの心理を鋭く抉っているか、
というとその点でも物足りない。
事件を機に新たな何かが芽生えた感は薄い。
さらに、エロティシズムという観点ではというと、
個人的には年齢が行き過ぎていて痛々しい。
ヒステリックで盛りのついたおばあさんの艶姿には、
郷愁すらおぼえる。
鈍感な私には気付かない何かがあるのかもしれない。
でも、私にはそれほどの深みは見いだせなかった。
変態
全員、変態。
変態アウトレイジ。
まあ何が一番変態って、80近いのにこの作品を作っちゃうバーホーベンですね。
変態映画を撮りつづけてきたハリウッドきっての変態監督はやはりすごかった。
今回は(も?)変態過ぎてハリウッドでの映画化は無理だったみたいだけど、結果イザベル・ユペールの変態演技とフランス語の独特の変態性が見事にマッチして、素晴らしい変態映画となった気がします。
アメリカで企画してるときは大物女優に断られまくったみたいだけど、いやイザベル・ユペールも十分大物女優なんですけど、彼女の新たな代表作として評価まで伴って見事な結果でしたね。
まだまだバーホーベン監督の変態映画、見たいです。
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