劇場公開日 2017年4月8日

  • 予告編を見る

「涙がとまらなかった。」ブルーハーツが聴こえる ライさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0涙がとまらなかった。

2017年4月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

劇場にブルーハーツが鳴り響いた。ハンマー、人にやさしく、ラブレター、少年の詩、ジョウネツノバラ、1001のバイオリンの6曲が。ブルーハーツの大ファンで映画には批判的だったが、観てみたら、とても素晴らしい作品だった。6つの作品で1つの作品となっている。それぞれの監督の表現が滲み出ていた。特にジョウネツノバラ。1001のバイオリンが素晴らしかった。1001のバイオリンのような震災を扱った作品は、日本人は見なければならない。目をそらしてはいけないのだ。ブルーハーツでヒロトやマーシーが歌うような前向きなメッセージを作品から受け取った。涙がとまらなかった。そして、劇場のお客さんが涙しているのが音として聴こえた。劇場にブルーハーツが聴こえた。素晴らしいの一言。このような作品が埋もれることなく、全国にアジアに世界に広がってほしい。ブルーハーツが好きな人でも、好きでない人でも、知っている人でも、知っていない人でも、日本人ならこの作品を是非劇場で。そして、この映画を作り上げてくださった方々に感謝を伝えたい。ありがとう。

ライ