「鑑賞記録」名探偵コナン　から紅の恋歌（ラブレター）　ハッピー・ホーガンさんの映画レビュー（感想・評価）

邦画のデイリー動員数記録を塗り変えたというニュースがありましたが、それも納得のお客さんの入りでした。レイトショーでほぼ満席。ドラえもんやクレしんも毎年春の映画を上映していますが、もはやコナンは独自のファン層が付いているなと思います。服部平次のようなシリーズ初期からのキャラだけでなく、安室透のような比較的新しいキャラまでもが幅広い客層にファンを作っている。それが20年も続いているのだから、稀有な作品と言えるのではないでしょうか。

内容についてはお約束のオンパレード。
・いつだって万能サスペンダー
・大爆発からの大脱出（人智を超えたアクションを使って）
・最後の舞台となる特殊な構造の建物
・サスペンダーの次に重宝されるようになってきたビックリドッキリメカ＝ベルト
なんて言うか、歌舞伎みたいになってるのかも。「いよっ！待ってました！」「江戸川屋！」みたいな。お約束を楽しみに来ているんじゃないかなと、そう思えるようになりました。あ、でも昨年度の映画よりも推理要素はありました。探偵してましたよ。

無事に来年の上映予定もアナウンスされてました。いつまで続くんだろうか。俺が死ぬまでにはなんとか決着をつけてほしいなぁと思ってるよ、青山先生。