サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け

解説

1970年代、デンマーク統治下のグリーンランドでロックバンドとして初めてグリーンランド語の歌を発表し、自治権獲得運動に多大な貢献を果たした伝説的ロックバンド「スミ」の真実に迫ったドキュメンタリー。社会的メッセージを込めた彼らの楽曲は、解放と自由を求めるグリーンランド人たちから絶大な支持を集め、人口の20%がアルバムを購入するほどの爆発的なヒットを記録。彼らの存在はグリーンランド自治権獲得運動の引き金となり、バンド解散から数年後の79年5月にグリーンランド自治政府が発足した。バンドメンバー、ファンへのインタビューや当時の映像を通し、彼らの活動の軌跡をたどる。スミの後継者と言われるグリーンランドの人気ロックバンド、ナヌークのメンバーも出演。2016年11月、「トーキョーノーザンライツフェスティバル2017」とTHE MUSIC PLANTの特別企画として、渋谷アップリンクほかにてジャパンプレミア上映。17年2月、「トーキョーノーザンライツフェスティバル2017」でも上映。

2014年製作/74分/グリーンランド・デンマーク・ノルウェー合作
原題:Sume: Mumisitsinerup nipaa

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
イヌーク・シリス・ホーフ
  • マリク・ホーフ

  • ペール・ベルテルセン

  • エミール・ラーセン

  • ヤルマル・ダル

  • ハンス・フレイシャー

  • サキウ・ニールセン

  • クリスチャン・エルスナー

  • フレデリック・エルスナー

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映画レビュー

4.0びっくり!!!

2021年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

「グリーンランド最後の2日間」はそこにシェルターがあると言う噂からタイとリングされているみたいだが、それとは異なり、この作品はグリーンランドそのものに向き合った若者たちの物語。ドキュメンタリーではあるがそこに流れる音楽は新鮮で全く知らなかったグリーンランドの問題が浮き彫りになる。ある意味隠れた傑作と言える。地味だが見るに値し、映画の持っている魅力がこういった作品に未だに宿っていることに映画の持つ底時からを感じる。見るべき映画と言うのはかような作品の様な事を言う。

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mark108hello

4.5貴重

2016年11月9日
iPhoneアプリから投稿

グリーンランドという被支配の小国で、グリーンランド語で初めて歌ったバンドについてのドキュメンタリー。
血で血を洗うようなレジスタンスはないが、静かなる抵抗。映画ではあくまで音楽と当事者インタビューがメイン。MALIKの目が美しくて印象に残る。グリーンランドの、大自然というよりも生活にフォーカスした映像が美しい

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千鶴

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