劇場公開日 2017年1月21日

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「人をものすごく選ぶ作品」太陽の下で 真実の北朝鮮 sさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5人をものすごく選ぶ作品

sさん
2017年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

良くも悪くもドキュメンタリーです。

まず、この映画は北朝鮮の知識がない人は見ない方がいいです。なんとなく興味があるだけの人もおすすめしません。苦痛な時間が待っています。加えて、あまり抑揚がないため、とても眠くなります。(観客の半分くらいが寝ていました)

一方で、北朝鮮の知識がある人は、とても興味深く見ることができます。

この映画は、基本的に北朝鮮関係者が撮影を認めている範囲と認めていない(すなわち本来は撮ってはいけないのだがビデオをまわし続けている)範囲の対比で成り立っています。

最後のシーンは、その対比のクライマックスなわけですが、実像と虚像、その虚像の部分がいかに大きいかというのを実感させられました。

万人受けはしないでしょうし、そもそもこの映画を見に行く人はそれなりに北朝鮮に興味がある人でしょうが、それでも半分くらいの人は寝ているということで★3.5です。

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