劇場公開日 2017年11月17日

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「三部作の一作目としてはいいスタート」GODZILLA 怪獣惑星 モロもろきゅうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0三部作の一作目としてはいいスタート

2017年11月22日
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鑑賞方法:映画館

三部作の始まりとしてはかなりいいスタートを切ったと思う。

ゴジラによって地球を追われ、次なる居住地を求めて宇宙を彷徨う主人公達は地球に帰還する。亜空間航行の影響により約2万年の歳月を経た地球に辿り着き、ゴジラと地球を賭けての戦いが始まる--。

アバンタイトルにまずグッと心を掴まされた。主人公の反逆から投獄、大事な人との別れという流れからのタイトルロゴの入りがこの映画に対する期待をかなり膨らませた。

セルルックの3DCGはとても綺麗で、糖質ダイエットをしたようなムキムキのゴジラといかにもなSFの武器を駆使して戦う映像に惹き込まれた。今回のゴジラはマスコットぽさがなく、あまりかわいくない分人間嫌いな感じが出ててよかった。

そして、この映画を見てる最中ずっと違和感があり、それが何だか分からないまま物語が進行していく。このモヤモヤが解消される場面にはゾッとした。
今回の映画が良かったと思えるところはここに詰まっていると思う。

90分だから食い足りないよーとか、ゴジラとの出会いまでが長いんじゃと思われるかもしれないが、自分にはとてもお好みの映画だ。(特に上映時間に関しては、この前見たブレードランナー2049を見たときのトイレストレスが凄かったから)

疑問としては、主人公の肉体や搭乗する機体の頑丈さが変だと思うなぁ(´・ω・`)
2回ぐらい死んだと思ったら生きてて「生きとったんかワレ!」とツッコミたくなった。主人公入れ替え制でもよかったと思う。
あとは誰が喋ってるかとかあんまり気にしないので、いちいちバストショットかつ名前呼びが気になるところはある。

あと絶対メトフィエス君は一物あるよね。
CV.櫻井孝宏には気をつけた方が良いよ!

モロもろきゅう