劇場公開日 2016年7月9日

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「全てが全て輝いてはいないから青春なのかもしれない」シング・ストリート 未来へのうた Theo5さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0全てが全て輝いてはいないから青春なのかもしれない

2020年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 両親の不和、貧困、スクールカースト、教師への反抗、バンドとイケてない仲間の成長、逆境だらけのヒロインとの恋愛、絶望している兄貴との関係など、多種多彩な要素を詰め込んだ青春映画。

やっぱり要素が多すぎて、全部拾いきれていない駆け足気味な感じが少し忙しいなとは思うものの、映画が進むに連れて、状況が悪化したものもあれば、成長して好転していくものとの対比が上手く描かれていて、色々な事を考えさせてくれる映画だった。

青春は過ぎ去りし追憶の中にしか存在しないという言葉を思い出した。

映画が終わっても全てがハッピーエンドの大円団という事は一切ないのだが、きっと登場人物達はこの過ごした日々と決断を後悔する事はないんだろうなと思わせてくれる余韻が心地良かった。

Theo5