劇場公開日 2016年10月15日

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「人は過去を縛り、過去もまた人を縛る」ダゲレオタイプの女 浮遊きびなごさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人は過去を縛り、過去もまた人を縛る

2016年10月29日
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鑑賞方法:映画館

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浮遊きびなご
ゼリグさんのコメント
2016年11月1日

返信ありがとうございました。

浮遊きびなごさんの仰る通り、確かに過去の作品を振り返ってみると、黒沢監督が作品を撮るにあたって「土地」というものは重要な要素になっているのかもしれませんね。

とても勉強になりました。
今後の参考にさせていただきます。

僕も小津安二郎は数本しか観ておらず、その中に偶然「風の中の牝鶏」があり、覚えていただけです。
個人的には溝口健二の方が好きなので。

黒沢清がお好きであれば、ベルトルッチ監督の作品はかなりオススメです。

特に「暗殺の森」と「暗殺のオペラ」は素晴らしい作品だと思っています。

少し昔の作品ではありますが、観ると「ただの黒沢清じゃねーか」と思っていただけるかもしれません(笑)

おせっかいかもしれませんが、機会があればぜひ、ご覧になってみてください。

長々と失礼しました。
返信はお気になさらずに。

それでは。

ゼリグ
ゼリグさんのコメント
2016年10月30日

お久しぶりです。ゼリグです。
BFGへのコメントありがとうございました。返信し損ねてしまい、申し訳ありません。

こちらのレビューを拝見させていただきまして、自分が見落としていた部分に気付く事が出来ました。

僕とは異なる視点から興味深い考察をされていて、やはり映画は人によって様々な解釈が出来るのだなと改めて感じました。
非常に面白い意見で、大変参考になります。

雨月物語からの引用という事は溝口健二へのオマージュなのでしょうが、ストーリー構成は全くもってそのままのはずなのに、なぜか思い至りませんでした。

今回の作品は小津安二郎の階段落ちも引用していましたし、自分のファン以外にもフランスを含めた海外のシネフィル向けに大サービスしているのは間違いないかと思います。

黒沢清の映画となると、無性に語りたくなってしまうため、思わずコメントさせていただきました。申し訳ありません(笑)

返信はお気になさらず。
また機会があればよろしくお願い致します。

ゼリグ