劇場公開日 2016年10月15日

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「彼女の「存在」は変わらない」ダゲレオタイプの女 ゼリグさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5彼女の「存在」は変わらない

2016年10月18日
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鑑賞方法:映画館
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ゼリグ
浮遊きびなごさんのコメント
2016年11月2日

ゼリグさん、浮遊きびなごです。

お薦めありがとうございます!
黒沢監督と作風近いのなら是非是非
ベルトルッチ作品拝見させていただきますよ。
(ベルトリッチと打ち間違った時点でもう
 無知っぷりバリバリな訳ですが(苦笑))
『暗殺の森』は名作……と聞いてますので(笑)、
まずはそこから鑑賞してみますね、楽しみです。

また長文にならないようこの辺りで――。
次回レビューでお会いしましょう、では!

浮遊きびなご
浮遊きびなごさんのコメント
2016年10月30日

ゼリグさん、浮遊きびなごです。
コメントありがとうございました!

黒沢監督作品は色々考察せずにはいられませんねえ。
写真≒土地というのは、土地に水銀が染み込む
場面からの連想でした。『叫』でも土地と過去
と幽霊は密接なものとして語られてましたし……。
あと僕は怪談話が昔から好きなので、まず最初に
幽霊に精気を吸われる『牡丹灯籠』が浮かんで、
あれ? けど本作みたいにもっと優しく終わる
怪談あったよなと考えたときに、「……雨月……
死んでないんだ……(彼が)」とシン・ゴジラの
塚本晋也みたくポンと掌を叩いたという流れです。

しかし、カメラワークの違和感に注目してると以前
も言われてましたが、その点さすがゼリグさんですね。
マリーとジャンの会話で居心地の悪さというか
隔たりを覚えた理由が、ゼリグさんのレビュー
を読んですっきりしました。
(既に共感票入れさせてもらっていました)
なお自分はベルトリッチ作品を1作も観ておらず――
小津安二郎も『東京物語』しか観ておらず――
階段落ちは『風の中の牝鶏』という作品からなの
ですか? 調べてみるまでその作品名すら知らず。
いやはや色々観られてますね……。

本当、脳ミソを刺激される良い映画でした。
監督には仏・伊と言わずもうヨーロッパ行脚
して幾つも映画を撮ってほしいものですね(笑)。

返信お気になさらず。また今度!

浮遊きびなご