スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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キャリー・フィッシャーに捧ぐ…のおかげで評価アップ
前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は1977年版『スター・ウォーズepisode4』のリブート版のような気にさせられましたが、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルの登場でファンを喜ばせてくれました。もしや今作も?と不安な気持ちと楽しみとで複雑な心境を、ストーリーというより血縁関係を予想してみることでダークサイドに落ちないよう、前向きに鑑賞いたしました。
今回はレジスタンスの劣勢が続きます。レイ(デイジー・リドリー)とチューバッカが惑星オクトーに到着して、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を連れ出そうと説得を試みる。ルークはジェダイはもう必要ないだとか、わけわかんない意地ばかりはって動こうとはしないが、ちょっとだけレイにジェダイの秘訣を教えてあげるのだ。しかし、ジェダイは俺で最後、もう十分といった感じで頑なに心を閉ざしている。
レジスタンスは最高指導者スノーク率いるファースト・オーダーの攻撃に晒され、いまにも燃料切れになる寸前。どこへ逃げてもトラッカーに追いかけられることをフィン(ジョン・ボイエガ)が気づき、ローズ(ケリー・マリー・トラン)と共にコード破りの達人がいるカジノ、カント・バイトへと向かう。牢屋に入れられてしまうが、そこで本命じゃなかった達人DJ(ベニチオ・デル・トロ)と知り合い、主戦場へと戻るのだった。そこではレイア将軍(キャリー・フィッシャー)が倒れ、代わりの提督にホルド(ローラ・ダーン)が命ぜられる。
152分の長尺ゆえ、ストーリーを思い出そうとしても、時系列的にわからなくなってしまいます。そんな中でもBB-8の活躍は凄まじいものがあり、どこにでも登場している印象があります。ミレニアムファルコンの中にもいたような誤った記憶も持ってしまいましたが、あれはボーグという鳥でした。チューバッカが食べようとしていたのに、仲良くなるなんて信じられません。食べようとされたのに仲良くなる物語といえば、『未来少年コナン』に出てくるジムシイと“うまそう”という豚の関係みたいです。
レイとカイロ・レンが時空を超えて繋がっているシーンは面白く、やっぱりお前ら兄妹なんだろ!と、しつこく思い込んでもみましたが、どうもスノークが2人を操っていたようだ。そのスノークはかなり呆気なくレンに切り倒されてしまうし、カイロ・レンは完全にダークサイドに落ちてない雰囲気も残されているし、今後のファースト・オーダーが心配にさえなってきます。意外な伏線といえば、レイがしきりにカイロ・レンを味方に引き入れようとしていたことでしょうか・・・ここもあっさり逆に「一緒に銀河を支配しようぜ!」みたいに悪者の常套句が飛び出してきます。
なんともストーリーがいっぱい詰め込まれた美味しい映画ではありますが、どうしてもマイナスポイントがあった。戦争映画ではありがちな自己犠牲精神。特攻隊のごとき、仲間を助けるために自殺行為に走る場面が2箇所(3箇所?)もあったことです。1つはホルド、もう1つはフィン。フィンの場合はそれをローズが諌めるかのように逆特攻となりましたが・・・。それはともかく、ルークの不死身ぶりには思わず歓声を上げてしまいたくなるほど勇ましく、フォースを使い果たしたかのような最後にはしびれてしまいました。
【故、キャリー・フィッシャーに捧ぐ作品】
内容に関しては、人口に膾炙しているので触れない。
私の感想としては、エンドに向かって動き始めたな という一抹の寂寥感である。
そして、それを象徴するような、レイア姫を40年以上演じて来たキャリー・フィッシャーさんの今作、撮影終了後、2016年12月27日の早過ぎる死であった。
<人生の2/3を今シリーズに捧げてきたキャリーさんのご冥福を祈りながら、鑑賞した作品。>
<2017年12月23日 劇場にて鑑賞>
敵のパンチ力不足
ある意味シディアスの帝国時代と比べるとだいぶ平和になってるのか、ベイダーが強すぎたのかダークサイドがやや弱いのが消化不良。
とはいえEp9の予告編は最終章に向け胸躍るしスカイウォーカー家の最後を楽しみに迎えられるEp8であった
だからルーカスがメガホン置いたんだよ
エピソード8をコケ下ろしてる方々、あなたがたのような人たちがいるから、ルーカスがスターウォーズのメガホンを取らなくなったんだよ。
個人的には、8はスターウォーズの中でも最も素晴らしいと思ってる。ライアン監督はスターウォーズの深い深い本質をご理解されてると思う。ルーカスもエピソード8は絶賛している。
確かにエンターテイメントだから、観客の満足も必要だと思う。
今までの延長線上にないスターウォーズだけども、世界観はより広がったと思う。
中国で全く人気がなかった理由も、非常にわかる。
8は、とても哲学的だから。
確かに8は、スターウォーズを何十回とみまくらないと分かりにくいかもしれないを
終盤まで我慢を
言わずとしれたスターウォーズリブート2作目
前作は若干の不満があったが、リブートとしては成功していた
今回もクオリティは高いが、物語の山場が終盤なので、かなり眠気との勝負になる
後半のアクションシーンの盛り上がりは手に汗を握る
中盤のイマイチ緊張感のない艦隊戦などがっかり展開もあるが
(リゾート地でコードブレイカーを探して戻ってくるなんて余裕ありすぎ)
カイロレンの大活躍や、随所に盛り込まれる笑いの塩梅はちょうどいい
問題は例のヘイトキャラ、何度か命の危機になるたびに
早く退場してほしいと思わずに居られなかった
まごうことなきヒロインポジションにも関わらず、
勘違いブスの痛い行動にしか見えない
最後の行動でも退場しないのは衝撃
次回作も見るが
ジャージャービンクスよりひどい新キャラが出てくるとはまさか予想もつかなかった
追記
最終章への期待込みで評価してたので、評価変更
古くからのメンバーから、新たな世代へと物語を違和感なく続かせようと...
古くからのメンバーから、新たな世代へと物語を違和感なく続かせようとする努力が垣間見える。ストーリーも今の時代を反映した感じになっていて共感できた。
ステルスマーケティングに死を。
この映画に高評価をつけたプロ評価家達よ、
ディズニーの画策があったかどうか真実は分からないが、関与があったとしか言いようのないレビューばかりで、恥を知るがいい。
世界中の真っ当なSWファンを愚弄した罪はあまりに大きい。江戸時代なら打ち首獄門ですな。
ルークの醜態(マークハミルも怒るの当然)、幼稚な脚本、意味の無い世界観を無視したシーンの連続、魅力のかけらも無くなったキャラクター達・・・。
監督自ら、観客の予想を常に裏をかく脚本にしたと宣う始末。世界観やキャラ設定を無視して裏をかけば、そりゃあんな脚本にもなるだろう。
ピンクのおばさまが、とっくに燃料の切れた母船で遅ればせながら仲間を救うジャンプ特攻を、安直なバラエティーテレビのようにいろんな角度から見せつけられたら空いた口も塞がりませんな。
もう今後は特攻すりゃーどんな敵も破壊出来ますがな。
中二病のレン君率いるファーストオーダーと、ファルコンに乗れるだけの少数になったレジスタンス、実にどうでもいい規模に成り下がった宇宙大戦の続きを引き受けざるを得なかったJJ、御愁傷様でございます。
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劇場にて鑑賞。CGI等を含め画面は申し分無く、シリーズへのリスペクトも散見出来た。キャスト陣にアジア系が目立つのは彼の国の影響か。今回の三部作は心身共に未熟からの成長がテーマなのか、それは銀河系にも及ぶ。世界観や設定は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー('16)』に似た印象で、レジスタンス側、ファーストオーダー側、孰れにも内乱めいたのが登場し、一枚岩で無い混沌とした複雑な様が描かれている。それ故、一見様には少々ハードルが高くなっている反面、マニアにはウケが佳いかもしれない。65/100点。
・シリーズ最大の衝撃作と云う謳い文句は、少々判り辛いかもしれず、少しでも内容に触れるとネタバレに陥る。シリーズ初となる前作『フォースの覚醒('15)』直後から始まるが、前作からの続投陣では、“レイ”のD.リドリーの体格がふっくらして、少々印象が変わっている。加えてA.ドライバーの“カイロ・レン”は、未熟がやや影を潜め、フォースや剣捌きが格段に使える様になっている。何よりD.グリーソン演じる“ハックス”将軍が、大きな役割を担い、後半の表情等は次作以降への伏線であろう。
・ストーリー同様、混乱した世界感はキャラクター造形にも影響を及ぼし、B.デル・トロの“DJ”はその際たる者である。ラストの子供は次作への布石か、はたまた少しでも救いを入れたかったのか。
・当初、“DJ”役はJ.フェニックスの予定だったが、様々な要因でB.デル・トロになったと云う。亦、“オビ=ワン・ケノービ”役に興味を示したE.マクレガーの出演が検討されたと伝えられている。
・本作が遺作となった(撮影終了後の'16年12月27日逝去した)C.フィッシャーの“レイア・オーガナ”が出るシーンは全て使ったらしい。ラストのスタッフロール時、"In Loving Memory of Our Princess Carrie Fisher"とクレジットされている。ちなみに前作にも登場した“コニックス”中尉を演じたB.ラードは、C.フィッシャーの実の娘である。
・シリーズ通算八作目となるJ.ウィリアムズが、音楽として参加している。製作中の'16年8月13日、鬼籍に入ったK.ベイカーが不参加となる初めてのシリーズ作となった。彼の代わりにJ.ヴィーが“R2-D2”の遺志を引き継いだ。
・前作『フォースの覚醒('15)』で附けられたA.ドライバー演じる“カイロ・レン”の顔面の傷痕は、写りが悪かった等の理由で変更されている。本作で変更された傷痕の位置は皮肉にも『エピソード3/シスの復讐('05)』で、祖父に当たるH.クリステンセンの“アナキン・スカイウォーカー”の傷痕と同じ位置となった。
・レジスタンス達の乗るモン・カラマリ・スタークルーザーは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー('16)』に登場する“ラダス”提督にちなみ、“ラダス”と名付けられた。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー('16)』のG.エドワーズ監督は、レジスタンスの兵士としてカメオ出演している。
・製作は、'17年5月26日のリリースを目指し進められたが、前作『フォースの覚醒('15)』の好評を受け、'17年12月15日へと延期された。"Space Bear"との仮題で製作が進められたらしい。『エピソード2/クローンの攻撃('02)』の142分を抜き、本篇がシリーズ最長の152分となっているが、監督によると、当初は三時間を超えていたのをカットを重ね、絞り込んだと云う。
・オープニングのお約束、タイトルスクロールには"Episode Ⅷ"と表記されているが、本作から公式タイトルに『エピソード』の通しナンバーが外された。シリーズ第一作『スター・ウォーズ('77)』からの40周年記念作と位置付けられている。公開直前にデザインされたポスターは、シリーズきっての人気キャラクター“ダース・ベイダー”のマスクを意識したレイアウトがなされている。
・監督・脚本のR.ジョンソンは本作にインスパイアを与えた作品として、『頭上の敵機('49)』、『戦場にかける橋('57)』、『送られなかった手紙('59)』、『三匹の侍('64)』の四作を挙げている。
・T.ハーディやJ.セロー等、多数がカメオ出演を果たしたと云う。中でも英国のケンブリッジ公ウィリアム(ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイ)王子とハリー(ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド)王子の兄弟が、“ストームトルーパー”役でカメオ出演しているとの噂があった。ただ“フィン”を演じたJ.ボイエガによれば、二人の王子のシーンはカットされたらしい。
・鑑賞日:2017年12月16日(土)
違う
小学生の頃観たスターウォーズはもうありません。
タイトル変えて、違う映画として欲しい。
見なきゃいいが、スターウォーズだから、観てしまう。辛い。
でも、ローグワンは、ここ20年のスターウォーズのなかでは、一番お気に入りです。
そんな趣向のオヤジ感想です。
エピソード8の衝撃ベスト8!
SW史上"最大の衝撃"という触れ込み通りでした‼︎
衝撃1:みんな身勝手でどうしようもない‼︎
衝撃2:BB-8が500体いれば簡単に勝てると思ったのは私だけではないはず‼︎
衝撃3:中国市場を見据えた残念なキャストと残念な赤い奴らのカンフー‼︎
衝撃4:笑えるシーンで笑えない‼︎
衝撃5:フィンがBKTF2へオマージュ捧げてどないすんねん‼︎
衝撃6:キャプテンファズマ(銀色デカ女)は、SW史上"最大の残念なキャラ"と断言できるほどの活躍⁈
衝撃7:そんなファズマの小説が上下巻あるとパンフで紹介されていて、その本を読みたくなる心境にさせてしまうSW(ディズニー)の策略は末恐ろしい‼︎
衝撃8:アムロかよ‼︎ ララァかよ‼︎ 麻原彰晃かよ‼︎
まだまだ言い足りませんが、こんなにも衝撃を受けたのに絶対SW9を観てしまうんだろうなぁ。
残念でした
残念! この一言に尽きる。
もう少し補足すると、スターウォーズらしい「美学」を何処にも感じられないんだよな。まるで子供騙しのような幼稚な世界を見せられてがっかりした。
今回ではっきりしたのは3作かけて従来のスターウォーズを終焉させ、次のキャラクターと世界観に転換しようという明確な意図を感じたこと。
取敢えずケジメとして次も観るけど、その次はもう見ないと思う。
新しいジェダイの予感!?
スターウォーズを最近見始めた自分にとっては、なぜ最新作なのに、こんなにも映像がチープなんだろうかと思ってしまった。
フォースの覚醒の方が映像や演出ができていて現代的な面白みを感じたが、今作は今までのスターウォーズ好きが楽しめる作品だと思える。
最後のジェダイという作品名がラストシーンに響く部分は感動した。レイがベンと一緒に戦ったのにも限らず、お互いに求めるものの違いから再び離れ離れになってしまう。ルークは師としての使命を果たすため再び立ち上がる。内容はとても面白いものであり、次作に期待が集まる。また、新しいジェダイの予感!?
明確な主人公を立てない群像劇路線
今までで一番そう感じた。一応は成功したと思う。映像の豪華さに助けられた面は多分にあるが。
ルーク、レイア、レイ、フィンと、役者に華やかさがない割りによくもたせたなという印象もある。レイはなんかふくよかになってしまい、薄れた初々しさを補うだけの凛々しさも足りない。
東洋系を出すこと自体はありとしても、なぜにあのチョイス??謎です。
まあ、本作単体で見れば悪くないが、風貌の変化が著しいルーク、レイアには懐かしさや「おかえりなさい」と言いたくなるような気持ちを感じることができなかったのは残念だった。
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