劇場公開日 2016年12月16日

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「単体作品としても十分素晴らしい出来」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0単体作品としても十分素晴らしい出来

2017年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

興奮

視聴はビデオオンデマンド、劇場で見たかったが時間がなかったのでやむを得ない。
大画面で視聴するべきアクション超大作。
スター・ウォーズは言わずと知れた超人気シリーズ、前回の視聴は最新作エピソード7
全作見ているので当然本作も視聴する流れである。

本作はスター・ウォーズシリーズの中ではスピンオフ作品としての扱いである。
しかしながらエピソード3とエピソード4の中間に当然あっただろう展開が描かれている。

あらすじは大体こんな感じ(PV以上のネタバレなし)
帝国による支配が強まる銀河において、
惑星破壊兵器"デス・スター”の情報を入手した反乱勢力
大量破壊兵器を前に反乱勢力は降伏派と抗戦派で分裂する。
デス・スター設計者の娘であるヒロインは
デス・スターの情報入手のため成り行きで反乱勢力と行動を共にしていたが
父の思いを知り、未来への希望を取り戻すために
反乱勢力のなかの汚れ仕事を専門としてきた者、元帝国兵らとともに
決死の覚悟でデス・スターの設計図を入手に敵基地へ潜入する

本作のクオリティはスピンオフ扱いとしては破格の出来である。
シリーズを見てきた人間なら誰でも楽しめるだろう。
また、別にこれまでのシリーズを見てなくても理解できる内容だ

2作連続女主人公かよ、ともはじめ思いはしたが、
しかし女主人公は妥当な判断だと思う

この作品男臭すぎるのだ

疑心暗鬼になって狂ったパルチザンの頭目
盲目の棍使い
凄腕のブラスター使い
汚れ仕事を大義のために続けてきたキャプテン
自己犠牲もいとわない無骨なデザインのドロイド

とにかくキャラクターが濃くて格好いい
だがその他女性の活躍が全くない、
女主人公でようやくバランスがいいくらいだ

戦闘シーンも素晴らしい出来
ストームトゥルーパー効果は本作でも有効
何体出てきてもやられ役はやられ役、
煙の中からのAT-ATの登場シーンは本作でも相当テンションが上がるシーン
謎の巨獣がすさまじい足音を立てながら脅威として立ちはだかる
Xウィングの活躍も目を見張るものがある。

ストーリーのオチと新キャラクターの結末は読めたが想定していた中で
「最も安易な結末」だった
スピンオフだから当然だがそれだけが残念

tabletap