劇場公開日 2018年4月20日

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「さすがスピルバーグ」レディ・プレイヤー1 ダンペーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0さすがスピルバーグ

2018年6月1日
Androidアプリから投稿

さすが大層な映像を使ってすごく面白いもの風面白いでもつまらないでもない映画を作る天才のスピルバーグ。
今回もすごく面白いでもなくつまらなくもなかった!

まあすごくわかりやすい娯楽作品。
1、2回見直した位では到底確認できない数の版権キャラが登場する。
マイナーからメジャー所まで参戦しているためそれを探しているだけでも面白い。
また、マイナーゲームやシャイニングなどの映画もパロディとして組み込まれていた為、それらを知っている人達はニヤリと楽しめる造りになっていた。

途中おばさんが殺されるがウェイドは泣いてた5秒後に女口説くってコイツすげえなとおもった。
まあでも娯楽としては十分に見れる作品だったと思う。

ただラストに「ゲームは確かに楽しい。だが現実も大事」の様なメッセージがあるが金も女も地位も名誉も手に入れたヤツにそんなん言われても全然説得力ない・・
しかもその栄光つかんだのがゲームやりこんだお陰だってんだからどの口が言ってんだと。
それを言いたいならゲームによって得られる栄光をもっと薄くしておくか、主人公がそれに自分で気付いて彼女と「現実にもっと大切なものを見つけたから」的な展開になるべきだったんじゃないのかと思った。

総評として完全にCMで受けた良い印象・悪い印象のまんまだった。
ホントに面白すぎるでもなくつまらないでもない映画だった。

ダンペー