「『ハング・オーバー』シリーズの監督トッド・フィリップスの新作。イラ...」ウォー・ドッグス よねさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0『ハング・オーバー』シリーズの監督トッド・フィリップスの新作。イラ...

2016年9月19日
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鑑賞方法:映画館

『ハング・オーバー』シリーズの監督トッド・フィリップスの新作。イラク戦争でひと山当てた武器商人コンビがアフガン軍との3億ドルの取引で面倒な連中と仕事する羽目になるという実録ものですが、残念ながら期待していた痛快なコメディではありませんでした。
大富豪相手のしがないマッサージ師から転身して成功した主人公が次第に闇の世界に足を踏み入れていく様が妙にあっさりしている為に主人公達の苦悩が薄っぺらに感じられて主人公2人のどちらにも感情移入出来ずかなり肩透かし。『セッション』での熱演以降は出演作を重ねる毎に残念な印象を残すマイルス・テラーがまたもという無念さが際立ちます。マイルスの妻役を演じるアナ・デ・アルマスの健気な美しさ以外見所はほとんどありませんが、70'sサウンド主体のサントラチョイスだけは抜群のセンスでした。

よね