劇場公開日 2017年7月15日

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「自分が知っている戦隊ものはほとんど紅一点だったのだが、この映画は女性が2人。しかもひとりはLGBT。」パワーレンジャー ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0自分が知っている戦隊ものはほとんど紅一点だったのだが、この映画は女性が2人。しかもひとりはLGBT。

2017年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

自分が知っている戦隊ものはほとんど紅一点だったのだが、この映画は女性が2人。しかもひとりはLGBT。

TOHOシネマズ西宮OSで映画「パワーレンジャー」
(Power Rangers)を見た。

「パワーレンジャー」は元々東映のスーパー戦隊シリーズである。
スーパー戦隊シリーズの最初の作品は「秘密戦隊ゴレンジャー」である。
最新で現在放送中のものが「宇宙戦隊キュウレンジャー」である。

水曜日の午前中、観客は10人以下。
米国ではそこそこの人気と観客動員数があるのだが、
日本ではあまり人気が無いようだ。

字幕版を見たかったのだが、
自分が行った時間帯には日本語吹替え版しかやってなかった。

吹替え版は最初違和感があっても徐々に慣れてくるものだが、
声優が知っている顔だと最後まで違和感が解消されないこともある。
例えば、「ターザン リボーン」の桐谷健太とか最後まで違和感があった。
この映画ではロボットの声を山里亮太がやっている。

物語は、5人の男女がコイン型のパワーストーンを手にすることによって、
超人的なパワーを与えられる。

5人は古代から蘇った悪の女が地球を滅ぼすのを阻止するため、パワーレンジャーに選ばれたのだった。

自分が知る限り、日本の戦隊ものはほとんど紅一点だったのだが、
この映画では男が3人、女性が2人。

内訳は白人男性、黒人男性、中国人男性、白人女性、LGBTの白人女性。
中国人役の俳優は実際に中国出身のようだが、
中国語の台詞はちょっと違和感があった。

5人の男女はパワーストーンを持っているだけでは、パワースーツに変身することはできない。
心身ともに成長しないことには変身できない。
パワースーツを身にまとって、実際に敵と相対するのはラストから4分の1くらいの長さだけである。

上映時間は124分。
長さは感じなかった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

ドン・チャック