AMY エイミーのレビュー・感想・評価
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きっと
あまり純粋で、音楽が大好きな女性。
トニーベネットと一緒に歌う時とグラミー賞を受賞した時の彼女は、僕らが子どもの頃夢中になって探してた憧れが見つかったような姿。
遠い存在ですが、彼女を救ってやりたかった、ファンとしてもっと彼女の辛さに気付いてやれば良かった。
それを感じた映画でした。
感動しました。
予告で「AMY エイミー」を観て、とても興味が湧きました。
彼女の歌を聴いてみたい、そう思い すぐにCDを購入しました。
そして、彼女のパワフルでソウルフルな歌声に完全にやられてしまったんです。
何度も何度も聴きました。
そして今日、この映画を観て、初めて彼女の人生を知りました。
何だか泣けてきました。。。
繊細で壊れやすいハートを持った彼女は、本当に生き急いでしまったんだなぁ……と。
家庭環境が悪いのか、付き合った男が悪いのか、全てが自業自得なのか。
これが彼女の運命だったんですよね。
神様は彼女に素晴らしい才能を与えたけど、平凡な幸せを与えてはくれなかったということなんでしょうか?
そう思って聴く彼女の歌声はすごく胸に染みます。
良い映画でした。
彼女のことも曲の中身もあまり知らないで、「27クラブ」だ、カッコい...
彼女のことも曲の中身もあまり知らないで、「27クラブ」だ、カッコいい!なんて、のんきに聴き込んでいたのですが、こんな苦しみを背負っていたなんてあまりに辛すぎます。
ジミヘンの「鏡ばりの部屋」読み終わった時と同じような虚しさと悲しみに打ちひしがれました。でも、ますます彼女の魅力に気付けましたし、もっと曲のことも知りたくなりました。
「エイミー、10年後20年後の貴方を観たかったよ!」
今日スクリーンで、久しぶりに彼女の歌声を聞いて、あらためてすごいと思った。
パワフルでソウルフルで、ちょっとセクシー。何というか、真っ直ぐ心に響くのだ。彼女そのもののように。
私からみたら、父親はサイテー。元夫は「超」サイテー。
でも、真剣に彼女をサポートして応援してくれる人もいる。けれど若い彼女はその選別ができなかった。「これは仕事なんだ」と要領よく割り切ることもできなかった。
「わたしは、ただ歌いたいだけ」。こんなシンプルな思いが、本当に残念な結末になってしまった。
27歳、、、これから何でも好きな事ができたはずなのに。
万国残酷ショー
才能をフックアップして、成功の可能性があれば、アメリカデビューをする。アメリカで売れることで、世界中でビジネスが可能となる。確立した音楽ビジネスのシステムの中で、人生を取り返したいと思う女性が翻弄される。人格的に信頼するに足る人たちが周囲にあったとしても、システムの中ではいかんともしがたい場合があることを、この映画は教えてくれる。
トニーベネットとの競演は、ジャズを愛した彼女にとって、苦労の末に漸くたどり着くことのできた場所であったに違いない。
200年後、この映画を見た未来人は、現代を大衆が才能をすり潰す残酷な時代であると断罪するかもしれない。
思わず目をそむけました…
劇中に流れる曲を聴いて、「なんて歌が上手い人なんだろう」と感動した。
こんなにも才能ある人が、わずか27歳でこの世を去ることになったのは、なぜなんだろうか?
ろくでもないボーイフレンドのせい?
いや、本人にとっては「かけがえのない人」だったんだろう、きっと。
仮に周りが止めたって、聞く耳を持たなかったんだろうな。
枡野浩一の著書が示唆するように、「愛のことはもう仕方ない」のだ。
徹底して「自分が経験したこと」を歌ったエイミー。
平和に幸せに暮らしていたら、“Rehab”は生まれなかったわけで。
なんて皮肉なことなんだろう。
パパラッチの所業は許しがたい。
「読者が求めるから」っていう大義名分があるんだろうけど。
ネットニュースの芸能ネタをクリックしている自分も、その原因の一部を背負っているんだよね…
アーティストのオフステージのことは、もう放っておこうよ。
ステージから生まれる優れた作品だけを味わおうよ。
スキャンダルもゴシップもいらないよ。
そうやって、輝く才能を叩き潰して、いったい誰が得するっていうんだろう。
27歳の女性の人生を見るも無残なものにしてしまったのは、自業自得なんだろうか?
失われ命は、決して戻ってこないのに。
そうやってまた、新しい才能を見つけて、非情なまでに消費して、叩き潰して、また新しい生贄を探すことになるのかな。
光が強ければ、それだけ影も暗くなる。
でも、こんな悲劇は二度と見たくない。
27歳でしたこの世を去ったのは余りにも惜しい
予告編も観ていなかったし、彼女のことも全く知りませんでした。前日の夜にJーWAVEの特集番組を聴き、ソウルフルな歌声に惹かれて観ることにしました。観終わって、何故今迄知らなかったのかと後悔することに。若くしてスターダムにのし上がるも酒とドラッグに溺れて27歳でこの世を去った彼女の生涯が、ソウルフルな曲の数々と共に語られます。ドキュメンタリーとしての、作り込みの鮮やかさに関心。
歌いたかったから歌い続けたけど、、、、。本当に望むむのだけを手に入...
歌いたかったから歌い続けたけど、、、、。本当に望むむのだけを手に入れるのが、いかに難しいことなのか教えてくれる素敵な作品でした。
恋愛体質で不器用な普通の女の娘
グダグダに終わらせるステージ裏の様子やエイミー自身を観たかった。
もっと音楽の趣向を彼女自身から知りたかった、JAZZやSKAなどについて。
プライベートな映像が沢山で興味深かったがLIVEシーンが少ないようにも。
贅沢でしょうが彼女を観れないからこその不満でもある訳で。
後にも先にもA・ワインハウス。
素晴らしかった
無名の歌の上手な女の子がスターになって死んで行くまでがホームビデオやスマホで記録されている時代のドキュメンタリーであることがまず衝撃的だった。
エイミー・ワインハウスは亡くなってから聴き始めて、死後すっかりファンになって、馴染み深い名曲がたくさん聴け、改めて素晴らしかった。彼女は、フェスより薄暗いホールやライブハウスの方がずっとしっくりくる。場末のスナック嬢の、ともすれば40代くらいの風格と退廃を感じさせる。
常にジャズを大事に思っていたのだが、それ以上に性質の悪い男とドラッグや自由を愛してしまっていて、リハビリを拒否する歌がヒットしているのだから、悲しいけど行きつくところに行きついてしまったように感じた。グラミー賞以上にドラッグに魅力を感じていたことがとても恐ろしかった。
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