AMY エイミーのレビュー・感想・評価
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boring without drugs
ドキュメンタリーというか彼女の記録映像を繋げて彼女の短すぎる経歴を追いかける。ドキュメンタリーとして特筆すべきメッセージ性は少ない。巷に流れた情報と対になる秘蔵映像をお見せしますといった感じ。想定外はないが、一本の記録として纏める意味はあるかもしれない。
改めて彼女の生歌をたくさん聴けたが、それにしても歌が上手い。最初のギターソロが印象的だが、最初の方から既に完成度が高い。映画ではあまり触れられないが、歌手として覚醒していく過程に興味が湧く。
稀代のディーヴァのインサイトを深く考察したドキュメンタリーフィルム...
稀代のディーヴァのインサイトを深く考察したドキュメンタリーフィルム
「Rehab」はいい楽曲!だどけ生み出された背景は凄まじく
音楽(Jazz)/男/酒/クラック・ヘロインは、
彼女にとっては
心の安寧を得るためのソリューション、なんだけど、
音楽以外は 一過的にはソリューションとなるけど新たな重い問題を発生させる、という 負のループ、その過程を2時間見続けると暗澹となった、
ただ、グラミーアウォードでトニー・ベネットを仰ぎ見る眼差しと表情に、ホッとしたし ウルウル来た。
破滅的な生き様だけど、やっぱりエイミーの根源にはmusicへの愛が在ると伝わってよかった
エイミーワインハウスという音楽に愛され、愛に生きた女性
ジャズが好きで、愛に生きたエイミーワインハウスの生涯が映し出された素敵なドキュメンタリー
冒頭14歳のハッピーバースデーから始まり、ラストの終わり方には言葉を失いつつも、感動しました。
元婚約者 ブレイクは許せないやつですけど
それでもエイミーには欠かせない人だったんだろうなと理解できます。
とにかく惜しい人が居なくなったんだなと
寂しくも、素敵な歌声を聴かせてくれたエイミーには感謝です。
C'est la vie …
運命が激しくも急激に動き出すと当の本人も制御叶わず、物凄い勢いで結末へと至るドキュメンタリー。気の毒と言おうとも、可哀想と言おうとも、人智を超えた見えざる何かがただ歴史に刻み付け、伝説の中で永遠性を賦与する。
今日はエイミーの誕生日。瞑目し、彼女の歌を聴く。
自責の念に駆られる作品
10代にして聴く人の魂を震わせるようなhappy birthdayを歌うエイミー。
歌が好きで音楽に自分の居場所を見つけ、
生き生きと活躍する姿は本当に輝いていて美しい。
でも結末はみんなが知っている。
そこに転げ落ちていく彼女の姿を見るのは本当に辛かった。
私はスキャンダラスな面から彼女を知ったので、
彼女を追いつめていくパパラッチたちを「なんてひどい奴ら!」
と思いつつ、自分もそっち側にいたんだと思い出して嫌な気分になりました。
映画はお友だちや関係者のインタビューで進められ、
顔出しでインタビューに答えるのはモス・デフぐらい。
あとはほとんどが声だけの出演で淡々と進みます。
そこに挟まれるエイミーの歌声。
彼女の歌声が重く響くのは、
その時々の思いを全部曲として吐き出した重さなんじゃないかと感じました。
映画では誰がエイミーを追いつめたのか、犯人探しはしていない。
ただ、見た人は絶対
「ブレイクこの○ソ野郎、絶対許さない」とか
「オヤジ、それでも父親か!」と思うはず。
彼女をデビューさせ支えてきた
最初のマネージャーのニッキーが葬儀で号泣する姿
…それは遠くから撮影されていて表情は分からないけれど、
とても悲しく、涙が出ました。
27年の人生を疾走していったエイミー。
私は彼女が歌うビリーホリデイの「fine and mellow」が聴いてみたかった。
自分に何か出来たわけではないのに、なぜか自責の念に駆られる、そんな映画でした。
そしてエイミーワインハウスはすごい歌手だったと改めて感じました。
最後に流れる「Valerie」とても好き。彼女らしい一曲です。
ドキュメンタリーとして完璧
普段ドキュメンタリーはしんどくなるので避けるタイプの人間ですが、エイミーの生き様に興味があったので鑑賞しました。
よくぞこんだけ昔から映像残ってたな?!っていう映像の多さにまず感心。
エイミーの周りの人のインタビューも特殊な方法でしたらしくて、感情がこもっててすごかった。
終わった後、本当に繊細で綺麗なエイミーに心酔してしまったほど素敵なドキュメンタリーでした。
これエイミー本人に興味ない人でも普通に面白いと思う。
良かったぁ〜❤️ 男運が悪いねっ(笑) でも 好きな曲作って歌えて...
良かったぁ〜❤️
男運が悪いねっ(笑)
でも
好きな曲作って歌えて
グラミー賞受賞に
憧れのトニーベネットと
一緒に歌えたり
ドラックや酒だって
無理やりやらされたわけじゃないし
色々な事が重なって
亡くなってしまったけど
やり尽くしての27年‼︎
充分過ぎるほど
幸せな人生だよね〜‼︎
● ズシリ。ボディーブロー。
歌のためなら死ねる、というが、ホントに死ぬとは思ってなかっただろう。
天才の苦悩。彼女はただ歌いたいだけなのに。セレブに祭り上げられ、プライベートはさらされる。
旦那はクソみたいな男だけど、彼女にとっては唯一の頼りだったに違いない。若気の至り。
尾崎豊を想い出した。身を削って、心を絞り上げて自身を歌う。全身全霊で。
ある漫画家が言ってた。自身の経験を作品にするのはカンタンだが、それは終着駅。創造者たるや取材して形にすべし。つまり、0を1にするスタイルはすぐに終わりがくる。100を1にまとめよ。そうすれば必然的に、よそから素材を仕入れることになる。幅が広がる。
自分の知らない世界を知ることは、時に逃げ道を作ることになる。彼女には逃げ道がなかった。度重なるSOSも、受け手にとっては吸収しきれなかっただろう。
目尻がつり上がったメイクは、ブラック・スワンのようで。
バシャバシャとフラッシュを浴びせるパパラッチはナイト・クローラーのようで。
いずれも狂気を連想させる。
年を重ねた彼女の歌声を聞いてみたかった。
生前の破天荒ぶりや逝去の報に度肝を抜かし、カムデンの自宅前やエッジ...
生前の破天荒ぶりや逝去の報に度肝を抜かし、カムデンの自宅前やエッジウェアベリー墓地まで足を運んだ身としては感慨深い。
しかし"稀有のシンガーの知られざる○○!"と云った類いの新たなネタは希薄かと。また同じくボウイや山口小夜子のドキュメンタリーと比して、制作者の対象となる人物へ対するオマージュや評価はあまり語られていないように感じた。
総じてもともとエイミーを知らない人が、この作品から歌姫に興味を抱くのは少し難しいのかもしれない。
疑惑のチャンピオン
映画としては、ドキュメンタリーとしては良い映画なんでしょう。
しかし、薬やアルコールに溺れて、溺れることで実力を出せた人なんでしょう?
疑惑のチャンピオンと同じ?
こんな事実がある人ははく奪すべきだと思って観てしましました。
歌は心地よい子守歌でよく眠れます。
最後は面白くなく、むしろ観るに耐えなかったです。
共感できなかったので、筋違い化もしれませんが悪い点数です。
悲しき天才
エイミーがグラミー賞を総なめにした年、当時は他にも名曲がたくさんあったので、「なんでこんなアル中、薬中ソングが評価されてるんだろう」と思っていました。
散々スキャンダルを起こし、パパラッチに追われ、あっけなくこの世を27歳で去るなんて、どれだけ悲しい人生なんだと思いながらも絶賛されているこの映画をどうしても観ておきたいと思いました。
色々他者が彼女を愚かだと罵るのは簡単だけど、ただただ歌い、女性として愛されたかっただけだった彼女が幸せだったかどうかはわからないと思います。
先日観た『シング・ストリート』でも、何かあるたびに名曲が生まれ、どんどん少年が大人になっていくのと同じように、エイミーも大きな傷を受けるたびに観客の心を鷲掴みにする名曲を生み出してきました。それはそれで、アーチストとして深みを増すことができたけれども、あの声と曲を観客に届ける感動さえわかっていれば、ワールドツアーも実現しただろうし、節制することも厭わなかったかもしれない。
悲しいくらい弱くて、悲しいくらい寂しがり屋のエイミー、よくぞここまで映像が残っていたと感動するほど、彼女の生き方が伝わる映画でした。
RIP
抱きしめてあげたくなりました
東京ではそろそろ公開が終わるのですが、今年「観てよかった!」と心から思った映画でした。
純粋過ぎるAMYが元気に笑っていた頃のフィルムが観終わって悲しくなりました。
生きていて欲しかった。
改めてAMYの音楽、とりわけ歌詞に目を向けて聞いている今日この頃です。
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