劇場公開日 2016年5月27日

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「続編と言うよりは強引なスピンオフ、でも前作よりは好きかも」スノーホワイト 氷の王国 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5続編と言うよりは強引なスピンオフ、でも前作よりは好きかも

2016年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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あらすじや予告編で、今回スノーホワイトが登場しないことはある程度分かってはいましたが、本当に出ないとは(笑)
まあ1秒ぐらいチラッとは映っていましたけど、ほとんど出ていないのと一緒、内容も完全にスピンオフでしたから、せめてスノーホワイトはサブタイトルぐらいにしてもらわないとねぇ・・・。
ただ、前作の前日譚と後日譚と言う無理やりな展開でも、個人的には前作よりも思いのほか楽しめちゃいましたよ。
前作は新解釈な白雪姫物語にもう一歩入り込めないところもあったのですが、今回はもう全く別の話でしたので、変に先入観がない分、案外これはこれで楽しめたかなと。

それと、前作のシャーリーズ・セロン演じるラヴェンナ女王だけでも圧巻の存在だったのに、今回は妹としてエミリー・ブラント演じるフレイヤ王女まで登場し、とにかくまあ豪華な美の競演を心行くまで堪能できちゃいましたからね!
死んだはずの者とか、そんなやついたのかみたいな者を登場させる何でもあり感には苦笑いするしかないのですが、でもホント美しかったぁ。
ラヴェンナはターミネーターのT-1000状態、フレイヤはアナ雪のエルサ状態、これはきっとラジー賞狙いと見た(笑)
アナ雪の実写版を作るとしたら、エルサはエミリー・ブラント以外もう想像できないね・・・。

一方、前作では存在感薄めだったクリス・ヘムズワースのエリックも、今回は主役に昇格し見せ場たっぷり、とは言え結局印象に残るのは女王姉妹の方なんですけど、ジェシカ・チャステイン演じる女戦士サラとの恋、そして鏡を巡る冒険・アクション、予定調和と突っ込みどころの世界でしたけどまずまず面白かったです。
ドワーフ達はちょっとスベリ気味でしたけどね、ゴブリンも出てきたりと、指輪臭もチラリでした(苦笑)

まあ全体的には話の先が読める展開で、死んだり生きてたりいろいろと説得力もなかったりで褒められた脚本ではなかったのですが、キャストと映像の力でそこは何とか見れる作品には仕上がっていたんじゃないかなと・・・突っ込みどころもツボでしたし。
しかしどこか哀しげな雰囲気も持っているシャーリーズとエミリーを姉妹にキャスティングしたことだけは本当に見事でしたね。
とりあえず、この映画を見終わったら、無性にレリゴーを聴きたくなりました。

スペランカー