「故郷を愛せない理由を思い出した。」ブルックリン だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
故郷を愛せない理由を思い出した。
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ドーナルグリーソンが大好きなもので、トムには悪いけどジムにときめきました。あくまで恋路の面では。
生き方の選択は、ブルックリンに帰る選択をするだろうと思いました。トムの弟くんは可愛かった。
変化を嫌い、横並びを地域全体で強要し、非常に保守的で排他的な「地元」の嫌さが、自分が感じてきたものと重なった。わたしが故郷を気持ちよく愛せない理由が、映画の中で描かれていて、ゾッとしました。
アイルランドに戻る前に結婚したことを、すぐにお母さんに言わなかったのは、よくなかったけどね。
ニューヨークで輝いていく過程は見ていてウキウキしました。
初めての船旅で、ニューヨークに戻る女性が色々教えてくれましたが、再びニューヨークへ向かう船ではエイリシュが、戸惑う若人を支える役回りに成っていて、対比で成長がわかるようになっていました。
いい映画でした。
シアーシャローナン、とってもよかったです。
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