劇場公開日 2016年1月2日

「ヤクザだって、幸せになりたい。」ヤクザと憲法 DEPO LABOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ヤクザだって、幸せになりたい。

2020年6月2日
iPhoneアプリから投稿

・「ヤクザだって幸せになりたい」が取材をOKしたの根本ではないか。
・日本はYES/NOが曖昧な国といわれるけれども、「ヤクザに関わる者は全員幸せになるべきではない」とハッキリ意思表示している国。
・絶対悪(と思い込んでる者)に対しては、とても強気になる日本。
・島国という地理上、生き抜くためには、協調が最重要で、それに反すると思うものは徹底的に排除する、掟のような潜在意識があるのではないか。
・警察の描き方に、テレビ側がヤクザへの情の芽生えを感じる。
・ブレてる画が多いが、後半手ブレせず観やすいにする画にする配慮が感じられる
・21歳の若手ヤクザは、口下手すぎるが、今後もしカタギに戻ってきたら、強い存在感を持つ。ヤクザの人権の現状に、唯一異を唱えられる存在になれるかもしれない。彼だからできることがあると思えてならない。
・弁護士さん、どうか救われてほしい。

DEPO LABO