劇場公開日 2016年5月7日

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「自分なら巻き込まれない自信がある」ヴィクトリア(2015) Rinさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0自分なら巻き込まれない自信がある

2016年6月1日
iPhoneアプリから投稿

140分ワンカットということで確かに他の映画にはない鑑賞感あった。

なんというか、間延びしすぎ。ゾネ?に惹かれる意味がわからない。
嘘つきの軟派男。
パーティとか誕生パーティとか車とか店とかピアニストとか…何なのあの無意味な嘘。
最初は主人公が回されて、社会の厳しさを知り、這い上がっていく物語かと思ったくらい。
あんなわけわからない連中についていく意味がわからない。
屋上に着いていくな。
カフェに入れるな。
頼まれたからって何でもするな。
事後は、パニクりすぎ、テンパりすぎ、ハメ外しすぎ、行動遅すぎ、声張り上げすぎ、からの、気付くの遅すぎ。
まぁアドレナリンで気付かなかったのかなぁ。
ほんと、逃げる車の中がウザすぎて思わず舌打ちが出た。
内容がありえなすぎだしいろいろ雑!!
逃げ場所くらい確保しとくやろ普通。
依頼人だってお金持ったままトばれたら困るわけやし。

でも、17年と半年、まっしぐらにピアニストを目指して今まで遊んでこなかった少女が、クラブにハマったことをきっかけに遊び方と金の力と、一歩横道に入ると横行する社会の闇を知った、というありがちなストーリーをノンストップで描いた情熱に感動と尊敬はします。

Rin