劇場公開日 2016年6月24日

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「オチが読めずにいて欲しかったんだよ」ダーク・プレイス 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5オチが読めずにいて欲しかったんだよ

2017年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

美しきシャーリーズ・セロンを久しぶりに拝めるとあっちゃ観る他ないですよ、ええ。
家族を惨殺された過去の忌まわしき記憶から逃れられぬまま歪んだ性格で自分を捻じ曲げながら憐れみを糧に生活をしてきたリビー・デイ。
彼女の証言により、兄のベンが犯人として28年間刑務所に投獄されていた。
殺人クラブの自称・会計係のライルから会合に招待され、生活費欲しさに参加した事がきっかけで事件の真相を探り始め…という謎解きミステリー。

真実を知る事に興味がないのか、恐怖があるのかどっちとも取れないキャラクター性を持つリビー。
突然話それるけどスタイル良すぎて、ラフと言っていいのかオンボロと言っていいのか分からないファッションですらセクシー。
恐るべし、シャーリーズ・セロン。
ずっとかぶっていたキャップを脱いだラスト、いきなりレディを感じさせる笑顔までちらりと見えてもう…!!
というルックス称賛はさておき、リビーが少し戸惑いながらも真実を紐といていき、途中何度も記憶の傷をえぐられながらも追わずにはいられないという心理描写にどっぷり浸かれた。が、何と悔しい事か。オチが読める…。しかも、割と序盤の一家が経済的問題を抱えたあたりで既に読める…。
最初から登場人物について説明をするように明かし過ぎなのかなー。
最後の最後までまさかのびっくり、であって欲しかったと思う。

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幸ぴこ