ルドルフとイッパイアッテナのレビュー・感想・評価

「ルドルフとイッパイアッテナ」2Dで鑑賞。

〈あらすじ〉
ひょんな事から岐阜から東京に来てしまった猫のルドルフは、そこで教養のあるボス猫のイッパイアッテナと出会う。ルドルフとイッパイアッテナは次第に気が合い、イッパイアッテナはルドルフを岐阜に帰らせる方法を模索する。

◎良かった所
・原作は全く読んだことありませんし、猫好きじゃなくても、ルドルフとイッパイアッテナなど、猫たちがとても可愛いので、十分に楽しめました。(^^)v

・冒頭から終盤にかけてすべて可愛い！

・声優が豪華！（甲斐田裕子、大塚明夫、水樹奈々など。）

・イッパイアッテナがめちゃくちゃ優しい！
ルドルフに牛肉を食べさせようと、デビルの牛肉を分けて貰おうとするのですが、イッパイアッテナは、デビルに返り討ちに合ってしまうんです。イッパイアッテナの優しさにグッときた。。

・話の展開が早い。

◎気になった所
・人間のCG。りえちゃんの首細すぎw

・物語の終盤、ルドルフがようやく岐阜の自宅へ帰った途端、りえちゃんは新しい飼い猫を飼っており、しかも、同じルドルフという名前で同じ黒猫。まぁ～いなくなってから1年経つんですから、仕方のないことですけど、初代のルドルフとしては、ショックですよね～りえちゃんに裏切られたっていう感じですよ。(^^;
仕方のないことですけどね。。

・ブッチーが少しうるさいw　でも、可愛い。(笑)

・ルドルフとりえちゃんとの関係をもう少し深く知りたかったかな。

～まとめ～
・とても面白かったです！少しだけ子ども向けの内容かもしれませんね。でも、グッときましたし、猫のキャラクターたちがちゃんと活かされてるし、めちゃくちゃ可愛い。僕は元々、犬好きなのですが、見終わってから、ちょっと猫好きになりそうです。(笑)

次は３Dで観てみたい！

小さい頃読んでいた児童文学が映画になって帰ってきました！

絵の雰囲気はガラリと変わっていますが、猫たちの愛らしい表情に引き込まれることでしょう！

「ルドルフ」というかっこ良い名前の猫は、黒チビのほうで、「イッパイアッテナ」というヘンテコな名前が、シマシマのトラ猫。

真逆の雰囲気を醸し出す二匹ですが、相性抜群で町中を歩き回ります。

野良猫なりの生きかたを学び、人間たちと折り合いを付けながら、神社の軒下で自由に暮らす姿が羨ましいです…。

唯一、他の猫と違うことといえば、「イッパイアッテナ」は人間の文字を読み書くことができること。

文字を読むことでいろんな知識と、生活の知恵があるため、トラブルにあってもたちどころに解決！

二匹のデコボココンビは、最後まで飽きることなく物語を盛り立ててくれました！

声優を務めた鈴木亮平さんや、井上真央さんの声が役にぴったりと合っていて、最後まで楽しく鑑賞できました。

小学校中学年以降の子供達にオススメ、もちろん大人でも笑って感動できる素敵な作品に仕上がっていると感じました。

この映画は、映画としてみるものではないですね。

ストーリーが始まった時点で大体の内容が分かるし、予告編だけでも分かる。感情移入をして、自分のことのように楽しむべき。

すべての登場人物のキャラクターはわかりやすいし、観ていて疲れないのは良い点。すべてのキャラクターが良い奴だし、幼い頃に戻った感じ。純粋。

ただ、これは映画として観るのはもったいない気が…
親子で観に行って、という映画。

ディズニー映画のようなものを想像していくと、失敗します。
そして、とにかく声優陣が下手です。
映画俳優だからといって、声優がしっかり務まるわけでないと改めて感じました。
映画のよさが半減しました。
ストーリーはわかりやすいです。
何段階にもなっているので、飽きずに楽しめます。
子供向けですが、大人が一緒にいっても楽しめると思います。

興味ある知らなかった世界に飛び込んだルドルフ。思いがけない展開で不安一杯、でも出逢いの中で仲間に溶け込んでいく。勇気と前向きに取り組む、学ぶべきところは、作品から得ることができます。人情味あるところが随所に出てきます。未来を担う子どもさんに観てほしいです。絵本から飛び出した可愛らしい価値ある映像.ストーリー。ルドルフの魅力は小さな身体に大きな瞳、そして何より大切な正義と優しさと気配り。

一部、子供向けだと感じるシーンも多くありましたが、後半は大人でも泣けます。感動します。
大人にとってはそうでもないかもしれませんが、子供にとって笑えるシーンも多いため、親子で観るにはとても良い映画だと思います。
backnumberのとても良い主題歌には感動です。