クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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香川さんの怪演が光る
TVCMを見て、ちょっと興味があって見に行った。ちょっと思っていたのとは違ったが思ったよりもストーリーがテンポがよくて眠くもならなかった。最近、隣もののホラーが多いようがするが、演技力がないと説得力を感じないと思う。その点香川さんはひょっとしてあるかもしれない、と思わせてくれた。
お隣さんには気をつけないと…。
優しい笑顔を向けて挨拶してくれるお隣さん。
そんな素敵な笑顔の裏には、偽りの仮面を被っているかもしれません…。
主人公の元警部は西島さんが演技をしています。
刑事のノウハウを生かし、大学で授業をする傍ら、過去の未解決事件の謎を追求する西島さん。
事件の謎を追いかければ追いかけるほど、真実は泥沼化した沼の中に吸い込まれてしまうようでした。
それと同時に、引っ越してきた隣の住人が妙に引っかかり、ソワソワする毎日。
いつの間にか妻役の竹内さんに取り入るお隣さんに、徐々に不安の色が浮き彫りになり始めます。
親切すぎる人ほど、裏で何を考えているのか分からないものですね。
香川さんの満面の笑みに隠された、ドス黒い感情は、人間とは思えず、サイコパスを終始感じていました!
冷静な顔してすべての人の心に付け込んでくる、その姑息な手口が実に憎たらしく、最後まで香川さんの態度にイライラさせられました。
まさかのどんでん返しに驚きですが、これでみんなが平穏無事に過ごせたらいいなぁと祈ります。
今回試写会ということで、監督とキャストの皆様を見る事が出来ました。
西島さんと香川さんの、大人を感じさせる佇まいに圧倒され、東出さんが竹内さんをエスコートする姿に惚れました(笑)
続編の小説が出たとのことですが、次はどんな話なのか少し気になります。
トテツモナイサクヒン
日本を代表する映画監督 黒沢清の最新作を、ジャパンプレミアにて鑑賞。
いつも鑑賞後すぐにレビューを書いているんですが、
本作はいまの自分にはとても言語化することができず、とてつもない映画を観てしまった。としか言えません。
それくらいに圧倒的な力を持った、脳内がクラクラするような、とてつもない作品でした。
帰り途中のいま、観る前と観た後では日常的な風景や物音ひとつひとつが違って感じます。
この感覚は、高校生のころ同監督の「CURE」を観た時と同じ感覚。
日本では6月18日に公開とのこと。
濃密な体験を、是非映画館で観てほしいです。
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